BLOG メルマガのコンバージョン率とは?平均CVRの目安や計算方法、改善策を解説 コラム・TIPS メール配信システム コンバージョン HOME ブログ コラム・TIPS メルマガのコンバージョン率とは?平均CVRの目安や計算方法、改善策を解説 メルマガのコンバージョン率とは?平均CVRの目安や計算方法、改善策を解説 UPDATE:2024/10/30 目次 コラム・TIPS メール配信システム コンバージョン この記事をシェアする 記事トップ 「メルマガのコンバージョン率はどうやって上げるの?」 「そもそもコンバージョン率ってどうやって算出するの?」 皆さんは、上記のように疑問に思ったことはありませんか? この記事では、メルマガのコンバージョン率が低い原因や、改善する方法を具体的に紹介していきます。 コンバージョン率の平均や計算方法も知り、今後のメルマガに活かしていきましょう。 メルマガにおけるコンバージョン率(CVR=Conversion Rate)とは? メールのコンバージョン率とは、送信されたメールのうち、受信者が望ましい行動を起こす割合のことです。望ましい行動には、商品の購入、ウェブサイトへの訪問、登録などが含まれます。 コンバージョン率は、マーケティングキャンペーンの効果を測る重要な指標であり、受信者の関心や行動を理解する上で役立ちます。マーケティングの効果を評価し、改善するための重要な指標であり、通常はパーセンテージで表されます。 一般的な目安としては、コンバージョン率は1〜5%の範囲にありますが、業界やターゲットオーディエンスによって異なります。メルマガを配信するなら、このコンバージョン率を上げるための工夫が必要です。上がらないならその原因を探り、改善策を考える必要があります。 メルマガのコンバージョン率(CVR)の計算方法 メルマガのコンバージョン率(CVR)は、以下の式で計算されます。 CVR = コンバージョン数 ÷ 送信したメールの総数 × 100 例えば、1000通のメールを送信し、そのうち30人が商品を購入した場合、コンバージョン率は次のように計算されます。 CVR = 30 ÷ 1000 × 100 = 3% コンバージョン数を送信したメールの総数で割り、その結果を100倍することで、コンバージョン率をパーセンテージで求められます。 コンバージョン数は、マーケティングキャンペーンの効果を評価し、改善するための重要な指標です。メール受信者が望ましい行動を取る確率を上げたい場合は、分母を大きくするためにメルマガ配信数を増やす方法も考えられます。 メルマガの平均コンバージョン率(CVR)の目安は? メルマガのコンバージョン率の平均は、「メールマーケティングにまつわる33の統計データ|Kinsta®」の調べによると、以下のように記載されています。 「2021年のBarillianceの調べによると、メールコンバージョン率の平均値は1.22%。つまり、100通メールを送信して、そのうちの1件が売り上げにつながるということです。」 しかし、企業の多くはコンバージョンの追跡を行っていません。そのため、コンバージョン率に関する公式データが少ないことも考慮して平均値を見る必要があります。 100通に1通しか売り上げにつながらないと考えると非効率に感じるかもしれませんが、メルマガの売上高の多くをリピート通販が占めていることを考慮すると、一度でも購入してもらえれば売上高が上がるチャンスにつながると考えることもできます。 メルマガのコンバージョン率が低い主な原因 次に、メルマガのコンバージョン率が低い主な原因について紹介していきます。 配信リストの質が低い メールの内容と遷移先ページが一致していない 入力フォームのハードルが高い 配信リストの質が低い メルマガのコンバージョン率が低い場合、まず考えられる原因の1つは、配信リストの質が低いことです。配信リストには、興味を持つ可能性の高い受信者が含まれていることが重要です。 低品質なリストでは、ターゲットとなる顧客層が適切にターゲットされず、受け手がメールに関心を引かない可能性が高くなります。その結果、開封率やクリック率が低下し、コンバージョン率も低下する傾向があります。 配信リストの質を向上させるためには、顧客のニーズや関心を正確に把握し、それに基づいてリストを構築することが重要です。また、受信者の購買履歴や行動データを活用して、ターゲットを絞り込むことも効果的です。 試行錯誤を続け、配信リストの質を上げていきましょう。 メールの内容と遷移先ページが一致していない コンバージョン率が低い場合、メールの内容と遷移先ページが一致していない可能性が考えられます。メールで提供される情報やコール・トゥ・アクション(CTA)、遷移先ページのコンテンツやアクションが一致しない場合、メール受信者は希望していたものではないと感じ、メルマガの信頼性が低くなります。 例えば、特定の商品やサービスを宣伝するメールを送信し、そのリンク先が目的の商品やサービスのページではない場合、受信者は望んだものではないと判断し、離脱する可能性が高くなります。 メルマガを読んでもらえなければコンバージョン率も下がるため、メールと遷移先ページの一貫性を確保し、受信者が期待する情報やアクションを提供することが重要です。 入力フォームのハードルが高い コンバージョン率が低い原因には、入力フォームのハードルが高いことも挙げられます。入力フォームが長く複雑であったり、不要な情報を求めたりすると、受信者は登録や購入などの行動をためらう傾向があります。 特に、個人情報や支払い情報を求めるフォームの場合、ユーザーはセキュリティの懸念やプライバシーのリスクを懸念し、入力をためらうことがあります。 コンバージョン率を上げるには、入力フォームを簡素化し、最低限の情報のみを求めることが重要です。入力が楽になるよう設置を見直しましょう。 また、フォームの説明を明確にし、入力が完了した後の利点やメリットを示すことで、受信者のモチベーションを高め、コンバージョン率を向上させることができます。 メルマガのコンバージョン率を改善する具体的な方法 次に、メルマガのコンバージョン率を改善する具体的な方法について紹介していきます。 配信リストの最適化とセグメント配信の活用 シンプルで明確なメッセージと導線の設計 メールと遷移先ページの内容を一致させる 入力フォームの改善 A/Bテストの実施 配信リストの最適化とセグメント配信の活用 メルマガのコンバージョン率を改善するためには、配信リストの最適化とセグメント配信の活用が不可欠です。まず、受信者の属性や行動データを分析し、興味関心や購買履歴などに基づいてリストを細分化します。 リストを最適化することで、ターゲットに適したメッセージを送信し、受信者の関心を引くことができます。たとえば、特定の製品カテゴリに関心がある顧客には、そのカテゴリに関連した情報や特典を提供します。 さらに、セグメントごとに異なるコンテンツやプロモーションを送信することで、受信者の関心を高め、コンバージョン率を向上できます。セグメント配信を活用することで、よりパーソナライズされたメルマガを送信し、受信者の満足度と応答率を向上させられます。 セグメント配信とは?メールの効果的な活用方法と意味を徹底解説 シンプルで明確なメッセージと導線の設計 メルマガのコンバージョン率を改善するためには、シンプルで明確なメッセージと導線の設計も重要です。メール内のメッセージは簡潔で分かりやすく、受信者がすぐに理解できる内容にする必要があります。 また、コール・トゥ・アクション(CTA)を明確に提示し、受信者が次のステップを踏みやすいように導線を設計します。ボタンの色や配置など、CTAのデザインも注意して設計し、受信者の目を引きつけることが重要です。 さらに、メッセージとCTAの間には適切な間隔を設け、受信者に余裕を持って行動してもらえるように配慮します。シンプルで明確なメッセージと導線の設計により、受信者の関心を引きつけ、コンバージョン率を向上させられます。 メールと遷移先ページの内容を一致させる メールと遷移先ページの内容を一致させることは、メルマガのコンバージョン率を向上させるために重要な要素です。受信者がメール内のリンクをクリックして遷移する先のページは、メールで約束された情報やオファーと一致している必要があります。 内容の一貫性がない場合、受信者は混乱し、信頼性が低下する可能性があります。遷移先ページでは、メルマガで案内した情報やオファーに焦点を当て、ユーザーが求めている情報やアクションを提供することが重要です。 また、遷移先ページのデザインやレイアウトも、メールとの一貫性を保ちながら、受信者の目的達成をサポートするように設計する必要があります。一致したコンテンツとシームレスなユーザーエクスペリエンスを提供することで、受信者の信頼を確立し、コンバージョン率を向上させられます。 入力フォームの改善 メルマガのコンバージョン率を向上させるためには、入力フォームの改善が重要です。入力フォームが使いにくい場合やハードルが高い場合、受信者がアクションを躊躇する可能性が高くなります。 まず、入力フォームを簡素化し、必要最小限の情報のみを求めることが重要です。不要な項目を削除し、フォームのレイアウトを整理することで、受信者の入力作業をスムーズにします。 また、入力フォームのデザインも重要であり、見やすく分かりやすいデザインを採用することで、受信者のストレスを軽減し、アクションを促進します。 さらに、入力フォームに関する説明やガイダンスを提供することも効果的です。フォームの上に簡潔な説明を追加したり、ヒントやサンプル入力を示したりすることで、受信者がフォームの目的や入力方法を理解しやすくなります。 A/Bテストの実施 メルマガのコンバージョン率を向上させるためには、A/Bテストの実施が効果的です。A/Bテストは、異なるバージョンのメールをランダムに送信し、どちらがより効果的かを比較する方法です。 まず、テストする要素を選択します。例えば、件名、コンテンツのレイアウト、CTAのテキスト、画像の使用などがテストの対象となります。 次に、テストの対象となる要素を変更したAグループと変更しないBグループに分けてメールを送信します。メールの配信後、開封率、クリック率、コンバージョン率などのデータを収集し、両グループのパフォーマンスを比較します。 より高いパフォーマンスを示したバージョンを採用し、その要素を今後のメルマガに反映させることで、コンバージョン率を向上できます。A/Bテストを継続的に実施することで、受信者の好みや反応を理解し、効果的なメールマーケティング戦略を構築できるでしょう。 メルマガのコンバージョン率を上げるには効果測定も重要 効果測定は、メルマガのコンバージョン率を上げる上でとても重要です。なぜなら、効果測定によってどの要素が効果的であり、どの要素が改善の余地があるかを把握し、最適なメールマーケティング戦略を策定することができるからです。 効果測定を行うときには、メール配信システムの活用も考えてみましょう。メール配信システムを活用することで、開封率やクリック率などの指標を簡単に収集し、分析できます。 また、ABテストやマルチバリエイトテストを容易に実施し、効果的な改善策を見つけることも可能です。さらに、メール配信システムは自動化やセグメンテーションなどの機能を提供し、効率的なメールマーケティング活動を支援します。 機能として提供していなくても、マーケティング活動を支援するサービスを提供している配信事業者もあります。 【2024年】メール配信システムのおすすめ比較ランキング15選!一斉送信サービス一覧 まとめ:メルマガのCVRを上げるために効果測定できる配信システムを活用しよう メルマガのコンバージョン率を上げるためには、まずは原因を突き止めましょう。その上で改善策を考え、一つひとつ実行していくことが大切です。 コンバージョン率アップに新たなシステムを導入するなら、効果測定できる機能があり、大量配信・到達率もトップクラスかつ、ABテストや配信計画・運用設計などの支援も可能なMail Publisher(メールパブリッシャー)がオススメです。有能なシステム・サービスを活用し、徐々に売上高を上げていきましょう。 RELATED 2024/12/11 商談とは?流れやビジネス上の意味、営業との違いを徹底解説 コラム・TIPS 戦略立案 2024/12/10 マーケティングの3C分析とは?フレームワークのやり方や目的、事例を紹介 コラム・TIPS 戦略立案 2024/12/09 マーケティングとは何か?簡単に定義とその目的をわかりやすく解説 コラム・TIPS 戦略立案 効果検証 記事一覧 ブログトップ TAG メールマーケティング メールコミュニケーション クリエイティブ メール配信システム マーケティングオートメーション SMS メルマガ 戦略立案 オペレーション 効果検証 分析 開封 コンバージョン LTV アプリ開発・運用 セキュリティ SERVICE Mail Pulisher Smart Edition 業界最高水準のメール配信システム Mail Pulisher Transaction 遅延なく確実に届ける高水準メールリレーサービス Form Factory フォーム・アンケート作成/メールCRMシステム メール配信システム導入からコンサルティング、コンテンツ制作支援などメールマーケティング支援サービスも行います。お問い合わせ・資料請求はこちらまで お問い合わせフォーム