メールがブラックリストに登録された?確認方法と解除手順を徹底解説
メールのブラックリストとは何か?仕組みと影響について
ブラックリストは、迷惑メールや不正なメールを排除するための重要な手段ですが、誤って登録されることもあるため、定期的な確認と対策が必要です。
仕組みなどをさらに詳細に見てみましょう。
ブラックリストの仕組みについて
スパムメールの送信元として識別した、IPアドレスやドメインをリストに登録し、そのリストに登録されたメールの受信を拒否するというのが、ブラックリストの仕組みです。
例えば、大量のメールを短時間で送信したり、不正なリンクを含むメールを送信した場合、その送信元はスパムと見なされやすくなります。
また、受信者が後述するブラックリストサイトに直接報告するケースやスパムトラップと呼ばれる仕組みもあります。
ブラックリストのおかげで、受信者はスパムメールから保護され、送信者は健全なメール配信を行える環境が整えられているのです。
2種類のブラックリストと主なサイト
ブラックリストには大きく分けて2種類あります。
1つは「IPアドレスベースのブラックリスト」で、特定のIPアドレスがスパム行為を行った場合に登録されます。
もう1つは「ドメインベースのブラックリスト」で、特定のドメインがスパム行為を行った場合に登録されるものです。
主なブラックリストサイトとしては、Spamhaus、SpamCop、日本国内ではgmo-rbl.jpなどがあります。
どのサイトもスパム対策の分野で非常に高い信頼性があり、多くのメールサービスやメールサーバーが参照し、活用しています。
なお、これらのサイトではIPアドレスやドメインがブラックリストに登録されているかどうかを確認する手段が提供されています。
メールが届かない、メールが送れないなどの問題を抱えている人は、一度確認してみることをおすすめします。
メールがブラックリストに登録されるプロセスとおもな原因
1度の報告でブラックリストに登録される可能性は低いですが、送信元の信頼性が低下し、いわばイエローカード状態です。
迷惑メール報告が増えれば、最終的にはブラックリストに登録されます。
無効なメールアドレスへの大量送信による登録
無効なメールアドレスへの大量送信は、ブラックリストに登録される主要な原因です。無効なメールアドレスとは、存在しない、もしくは使用されていないアドレスのことを指します。
大量の無効なメールアドレスに送信すると、受信サーバーはこれをスパム行為と見なすことがあります。その結果、送信元のIPアドレスやドメインがブラックリストに登録され、正当なメールもブロックされるリスクが高まります。
オプトインを得ていない相手への送信で登録
オプトインを得ていない相手にメールを送信することは、スパム行為と見なされるリスクが非常に高いです。オプトインとは、受信者がメールの受信を希望する意思表示を行うことを指します。
オプトインが得られていないことを無視してメールを送信すると、受信者から「迷惑メール」として報告される恐れがあります。
企業やマーケティング担当者が新規顧客獲得のために無差別にメールを送信する場合、オプトインを得ていないリストを使用することがありますが、非常に危険な手法です。
企業のブランドイメージを低下させてしまうことも考えられるので十分に気をつけましょう
スパムトラップへの送信がブラックリスト入りを招く
スパムトラップとは、スパム送信者を特定するために設置された無効なメールアドレスのことです。スパムトラップにメールを送信すると、その送信元のIPアドレスやドメインが自動的にブラックリストに登録されます。
スパムトラップは、インターネットサービスプロバイダーやスパム対策団体によって設置されており、スパム送信者を特定し、排除するための重要な手段です。
長期間使用されていない古いメールアドレスが、スパムトラップとして利用されることがあります。
スパムトラップへの送信を避けるためには、ダブルオプトインへの対応が重要です。あわせて定期的にメールリストをクリーンアップし、無効なアドレスを削除しましょう。
ダブルオプトインについては以下のブログに詳細をまとめているのでこちらをご覧ください。
オプトインとは?オプトアウトとの違いや意味をわかりやすく解説
マルウェア感染による大量送信で登録されるリスク
マルウェアに感染してしまうと、パソコンやサーバーから大量のスパムメールが送信されることがあります。その結果、送信元がスパム行為を行っていると判断され、ブラックリストに登録されてしまう恐れがあります。
特に、企業のメールサーバーがマルウェアに感染してしまうと、正当なメールも受信者に届かなくなり、ビジネスに大きな支障をきたすことも考えられるでしょう。
マルウェア感染を防ぐためには、最新のウイルス対策ソフトを導入し、定期的にシステムをスキャンすることが重要です。
また、不審なメールや添付ファイルを開かないようにすることも効果的な予防策です。社員やスタッフへの意識づけを徹底しましょう。
同一サーバー内の他ユーザーの影響でブラックリスト入り
共有サーバーを利用している場合、同じサーバーを使っている他のユーザーがスパム行為を行うと、自分のメールアドレスもブラックリストに登録される恐れがあります。
共有ホスティングを利用している場合、他のユーザーがスパムメールを大量に送信すると、そのIPアドレス全体がブラックリストに登録されることがあります。
このような状況を防ぐためには、信頼性の高いホスティングサービスを選択し、共有サーバーの管理状況を確認することが重要です。また、専用サーバーの利用や、メール送信専用のIPアドレスを取得することで、他ユーザーの影響を避けることができます。
メールがブラックリストに登録されているか確認する方法【サイトも紹介】
https://blacklistalert.org/」にアクセスします。
(チェック結果の出力例)
https://mxtoolbox.com/SuperTool.aspx」にアクセスします。
https://mgt.jp/t/black」にアクセスします。
メールが大量に送信エラーになる場合、送信元がブラックリストに登録されていることが考えられます。メールの到達率が急激に低下した場合、ブラックリストに登録されていることが考えられます。
これらの兆候が見られた場合、これまでに紹介した「blacklistalert.org」「mxtoolbox.com」「MGT.jp:ブラックリストチェック」などを使ってブラックリストに登録されているかどうかを確認してください。
ブラックリストから解除する方法と手順
https://www.spamhaus.org/」にアクセスします。
メールの送信頻度も重要です。頻繁にメールを送信しすぎると、受信者が煩わしく感じ、スパムだと考える恐れがあります。
ぜひ適切な間隔を把握し、メールを送信しましょう。受信者が不快感を抱かなければ、ブラックリストに登録されるリスクを低減できます。
また、メールの購読解除の導線も明確にしておきましょう。
メール本文に購読解除ページへのリンクを設ける、Gmailが推奨しているワンクリック購読解除に対応するなど。購読解除方法が分からない、複雑であるといった場合、受信者に迷惑メールとして報告されてしまうリスクが高まります。
定期的なメールリストのクリーニング
定期的に、無効なメールアドレスや長期間にわたり開封されていないアドレスをリストから削除しましょう。ブラックリスト登録を防ぐために不可欠です。
メールリストのクリーニングは、メールの送信効率を向上させるとともに、スパムと見なされるリスクを減らせます。
無効なアドレスにメールを送り続けると、送信エラーが増え、メールサーバーがスパム行為と見なす恐れがあります。
定期的にリストをチェックし、アクティブな受信者だけを残すようにしましょう。
とはいえ、クリーニングには専門的な知識が必要です。そういった機能を持ち合わせているメール配信サービスを利用すれば、サービスに全て任せてしまうことも可能です。
メールアドレスの有効性をチェックする機能を提供しているメール配信サービスもあります。活用してみてください。
【2024年】メール配信システムのおすすめ比較ランキング15選!一斉送信サービス一覧
送信ドメイン認証の設定によるセキュリティ向上
送信ドメイン認証を設定することで、メールの信頼性を向上させ、ブラックリスト登録を防ぐことができます。
代表的な認証方法には、SPF(Sender Policy Framework)、DKIM(DomainKeys Identified Mail)、DMARC(Domain-based Message Authentication, Reporting & Conformance)があります。
SPFは、送信元のIPアドレスがドメインの所有者によって許可されているかどうかを確認するための仕組みです。
DKIMは、メールが改ざんされていないことを証明するためにデジタル署名を使用します。
DMARCは、SPFとDKIMの認証結果を基に、受信サーバーにメールの処理方法を指示するためのポリシーを設定します。
これらの認証を設定することで、メールのなりすましや不正送信を防止し、受信者からの信頼性を高めることができます。
また、認証が適切に行われているメールはスパムフィルターを通過しやすくなり、到達率が向上するため、ビジネスにおいて非常に有効です。
専用メールサーバーの利用がブラックリスト対策に有効
専用メールサーバーの利用が、ブラックリスト対策に有効です。理由は、他のユーザーの影響を受けないからです。
共有サーバーを利用している場合、他のユーザーがスパム行為を行うと、その影響であなたのメールもブラックリストに登録されるリスクがあります。
一方で、専用メールサーバーを使用すると、他ユーザーの影響を受けずにメールを送信できるため、リスクを大幅に減少させることができます。
なお、大量配信をしたいならば、到達率の高いメール配信サービスを利用することをおすすめします。
「Mail Publisher Transaction(メールパブリッシャー トランザクション)」は、到達率がトップクラスで、メールが確実に届くサービスとして知られています。
長年にわたり蓄積した知見を活かして、メール配信を、受信者のキャリアやプロバイダに合わせて最適化します。
また、高度な解析モジュールが、500種類以上のエラーを解析するため、エラーの再発を回避し、配信を実現するでしょう。
「Mail Publisher Transaction」などを利用することで、ブラックリストに登録されるリスクを回避しつつ、大量のメールを効率的に配信することが可能です。
まとめ:ブラックリスト確認と解除で健全なメール配信を

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