「五月雨式に申し訳ございません」の意味とビジネスメールでの使い方を例文つきで解説
ビジネスメールで使う「五月雨式」の意味と由来
「五月雨式に申し訳ございません」を使用したほうがよいでしょう。
「五月雨式に申し訳ございません」の意味とは?
件名:【添付】〇月〇日の会議資料送付について
〇〇様
お世話になっております。
営業部の△△です。
五月雨式に申し訳ございません。
〇月〇日の会議で使用する資料を添付するのを失念しておりましたので、本メールにてお送りさせていただきます。
お手数おかけしますが、ご確認いただけますと幸いです。
引き続きよろしくお願いいたします。
(署名)
複数回に分けて納品する際のメール例文
自社の都合で納品が複数回にわたる場合は、「複数回に分けて送ることになりすみません」という意味で「五月雨式」を使用します。「五月雨式の納品となり申し訳ございません」と書いてもよいですが、以下の例文も有用です。
件名:〇〇の納品について
株式会社〇〇
〇〇様
お世話になっております。
△△株式会社 △△です。
この度は弊社サービス「〇〇(サービス名など)」をご利用いただきありがとうございます。
大変申し訳ございませんが、今回ご発注いただいた中で発送に日数を要するものがございます。
つきましては、発送可能なものから五月雨式に納品させていただいても問題ございませんでしょうか。
ご面倒をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
(署名)
納品を分割して依頼する際のメール例文
自社が発注した商品・サービスに対して分割の納品を依頼する場合は、「作業を増やしてしまい申し訳ない」という謝意を伝えましょう。催促されている印象を与えないよう、相手の状況や心情を考慮した表現が大切です。
件名:〇〇の配送について
株式会社〇〇
〇〇様
いつもお世話になっております。
△△株式会社 事業部の△△です。
「〇〇(サービス名など)」の配送の件でご連絡させていただきました。
大変お手数をおかけしますが、発送可能なものから五月雨式にご対応をいただくことは可能でしょうか。
お忙しいなか恐れ入りますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
(署名)
「五月雨式に申し訳ございません」を使用する際の注意点
- 「何が五月雨式なのか」を明らかにする
- 口語表現(話し言葉)ではない
- 「五月雨式」に謝罪の意味は含まれない
「五月雨式に申し訳ございません」を使用する際は、「何が連続しているのか」を明らかにする必要があります。メール自体が連続している場合はこの一文でも伝わりますが、納品の依頼などは目的を明記しなければなりません。
また「五月雨式」に謝意は含まれない点にも注意しましょう。「五月雨式に送ります」「五月雨式です」といった表現は通常使用しないため、「申し訳ございません」「恐れ入ります」などと一緒に記載するフレーズとして押さえておきましょう。
「五月雨式に申し訳ございません」のビジネスで使える言い換え表現
件名:【訂正】〇月〇日の会議について
営業部 〇〇部長
お疲れ様です。事業部の△△です。
立て続けにすみません。
先ほどお送りした添付資料の一部に誤りがございましたので、訂正させていただきます。
本メールに正しい資料を添付いたしますので、ご確認のほどよろしくお願いいたします。
「続けてのメール失礼します」のメール例文
短時間に複数のメールを送信する際には「続けてのメール失礼します」と添えることで連続したメールである旨が伝えられます。「失礼します」には謝意が含まれないため、こちら側に落ち度がある場合は「続けてのメールとなり申し訳ございません」といったかたちに言い換えましょう。
丁寧な表現を使うのであれば「続けてのご連絡失礼いたします」も有用です。相手との関係性やメール内容に応じて使い分けてみてください。
件名:報告書の提出期限について
営業部 〇〇さん
おつかれさまです。△△です。
続けてのメール失礼します。
XXXに関する報告書の提出期限が迫っておりますので、お手すきの際にご確認のほどよろしくお願いいたします。
なお、報告書提出後は△△まであらためてご連絡をいただけますと幸いです。
「何度もメールしてすみません」のメール例文
「何度もメールしてすみません」も謝罪文の一例ですが、「五月雨式に申し訳ございません」に比べるとくだけた印象が強くなります。同僚や部下、親しい先輩に対して使いやすい一文ではあるものの、上司やクライアントには避けるべき表現と考えたほうがよいでしょう。
また、くだけた表現で謝罪する場合は、相手の敬称にも注意が必要です。「〇〇様」のような丁寧すぎる敬称はメール全体のトーンが乱れるため、「〇〇さん」とこちらも軽い表現を使うのが適切といえます。
件名:〇〇について
〇〇さん
おつかれさまです。△△です。
お忙しいところ何度もメールしてすみません。
先日ご共有いただいた〇〇について、再度教えていただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。
類似表現「矢継ぎ早に申し訳ございません」との違い
件名:会議資料ご確認のお願い
事業部 〇〇様
お疲れ様です。営業部の△△です。
矢継ぎ早に申し訳ございません。
先ほど送付した会議資料に不足があったため、本メールにて正しい資料を添付させていただきます。
お忙しい中恐れ入りますが「XXX(追記情報など)」の欄をご確認いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
「五月雨式」と「矢継ぎ早」の違いと使い分け方
「五月雨式」「矢継ぎ早」はどちらも物事が連続していることを表しますが、ビジネスメールで使用する際には使い分けが必要です。だらだらと続く様子に由来する「五月雨式」に対し、「矢継ぎ早」はよりスピード感をイメージさせる特徴があります。
| 意味 | 類似の表現 | |
|---|---|---|
| 五月雨式 | だらだらと続いている (梅雨の長雨の様子) |
・断続的な ・途切れ途切れに |
| 矢継ぎ早 | 立て続けに素早く取り組む (連続で矢を射る様子) |
・ひっきりなしに ・休む間もなく ・畳み掛けるような |
「途切れ途切れに続いているのか、畳み掛けるように連続しているのか」が2つの表現の違いです。ビジネスメールの場合、「数分前に送ったメールが誤っていた」という状況であれば「矢継ぎ早」を使用して緊急性を伝えるほうが適切でしょう。
ビジネスメールで使える「五月雨式に申し訳ございません」の英語表現と例文
基本的な意味と正しい書き方を押さえておきましょう。
「五月雨式に申し訳ございません」に似た表現を覚えておくと、相手との関係性やメール内容に応じた適切な使い分けも可能です。
ご紹介した例文を参考に、今後のビジネスシーンに活かしてみてください。
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