BLOG レスポンシブメールとは?メリットやデメリットを知ろう コラム・TIPS メールコミュニケーション クリエイティブ HOME ブログ コラム・TIPS レスポンシブメールとは?メリットやデメリットを知ろう レスポンシブメールとは?メリットやデメリットを知ろう UPDATE:2024/03/27 目次 コラム・TIPS メールコミュニケーション クリエイティブ この記事をシェアする 記事トップ スマホで、メールを閲覧するユーザーが増えてメルマガ配信もスマホに最適化したコンテンツを求められるようになってきました。 ただ、スマホが一人勝ちなのではなく、PCやタブレットなど複数のデバイスを併用するユーザーが増えてきたことを認識し、対策を立てることが大切です。 複数のデバイスで、メルマガを配信する際に「レスポンシブhtmlメール」という手法が対策としてオススメです。 今回は、レスポンシブメールについて、特徴や長所と短所などについて説明します。 レスポンシブメールとは レスポンシブメールとは、ユーザーが閲覧するデバイスに合わせて、自動的に画像や文字などのサイズを調整して表示するHTMLメールです。 レスポンシブは、ウェブサイトのデザインから適用され始め、HTMLメールでもレスポンシブが使用されてきました。 レスポンシブにより、デバイスに適したコンテンツをユーザーに届けれるため、ユーザー側も快適に閲覧できます。 レスポンシブメールのメリット・特徴 工数を削減して、デバイスに関係なく、ユーザーに届けたい情報を伝えられることが特徴です。 主に、レスポンシブメールには「ユーザーが体験をイメージしやすくなる」「表示崩れの可能性が少なくなる」「修正の手間を少なくできる」というメリットがあります。 ユーザーが体験をイメージしやすくなる レスポンシブメールを制作する際に使用するHTMLメールは、文字以外にも画像や動画など伝えたいことが伝えやすいという強みがあります。 デバイスに関係なく、HTMLメールの強みを活かすレスポンシブ化はメリットと言えるでしょう。 画像や動画などで伝えたいことが表現できれば、利用したイメージを持ちやすくなり購入やお問い合わせの向上に期待できるはずです。 表示崩れの可能性が少なくなる レスポンシブ化したメールは、ユーザーのデバイスを気にする必要がない点もメリットです。 パソコンやスマホに関係なく、使用しているデバイスに合わせて最適なサイズでコンテンツを表示してくれます。 レスポンシブ化されていないと、デザインが崩れてしまい、せっかくの画像や動画も不快な印象を与えてしまいマイナスなイメージを持たれてしまいます。 修正の手間を少なくできる レスポンシブメールは、1つのHTMLを記述するだけで完成します。 メール制作も修正も、HTML1つなので大幅に手間を短縮できるでしょう。 レスポンシブ化していないと、デバイスに合わせた画像やロゴ、レイアウトも2つのパターンを用意する必要あります。 片方のメールの内容に不備が見つかれば、もう片方の同じ個所も手順を踏んで修正しなければなりません。 それに対して、レスポンシブメールの場合は、画像やレイアウトはCSSによって最適化されるため、片方を修正すればもう片方も自動的に反映されます。 レスポンシブメールにはデメリットもある デメリットとして、このようなことが挙げられます。 PC・タブレット・モバイルでの確認が必要 ユーザーのデバイスにより表示できない 読み込みが遅くなる場合がある デメリットも理解した上で、レスポンシブメールを制作するか考えてみてください。 PC・タブレット・モバイルでの確認が必要 1つのHTMLを正確に記述しないと思っていたように表示されません。 画像崩れや文章の大きさが不格好など、デバイスによって問題は様々です。 PCでは、うまくいっているのにスマホでは崩れるなど何回も表示を見直す必要があります。 ユーザーのデバイスにより表示できない レスポンシブメールを正しく表示するには、ユーザー側がHTML5とCSS3に対応していなければなりません。 対応していない場合、制作したレスポンシブメールは表示されません。 特に、ガラケーの場合は、ほとんど対応していないので事前に配信するデバイスの確認が必要です。 また、キャリア(Softbank,au,docomoなど)のメールアドレスでは、読者が閲覧できない可能性がありますので注意しましょう。 読み込みが遅くなる場合がある レスポンシブメールで使用するCSSにより、読み込み速度が遅くなる場合があります。 これは、ユーザーのデバイスに合わせ、最適な画像や動画を表示するために読み込むデータが多くなるためです。 そのため、レスポンシブメールを作成する際にはいつも以上に、画像を含めたメールのサイズが小さくなるように気を使う必要があります。 メルマガをスマホに配信するにはレスポンシブかデバイスに合わせたコードを記述するしかありません。 ユーザーの使用デバイスは何が多いのか調べ、レスポンシブル化するかメリットとデメリットを元に検討してみてください。 レスポンシブメールとスケーラブルデザインの違い レスポンシブと類似していると認識されているのが、スケーラブルデザインという方法です。 ここでは、レスポンシブルとスケーラブルデザインの違いについて解説していきます。 ます、レスポンシブメールは、1つのHTMLでユーザーのデバイスに合わせた最適な表示を実現する方法です。 横幅に応じたカラム数、表示と非表示の切り替えなどレイアウトやスタイルを最適化可能。 スケーラブル・デザインは、1つのデザインパターンを使用して、デバイスに関係なく見せるデザインのことです。 デバイスに合わせて、画像やテキストなどがサイズが元のサイズから小さくなります。 使用する際には、縮小時を考え改めて大きな画像やテキストの設定が必要です。 レスポンシブ・デザインは、スケーラブル・デザインより複雑なコードを記述する必要がありますが、その分デバイスに合わせ最適なレイアウト調整やフォントや画像を自動的に変更します。 スケーラブルデザインのように、縮小するだけではないので、テキストも画像も見やすくユーザーが快適に閲覧できます。 レスポンシブメール制作時に注意すべき点 レスポンシブメール制作で気をつけたい注意点が3つあります。 注意点は、「本文は簡潔にする」「スマホを意識したデザインにする」「レスポンシブメール対応のメール配信ツールを選定」ということです。 本文は簡潔にする メールを閲覧するデバイスは、スマホ利用が増えています。 本文が長文の場合は、何度もスクロールする必要があり、読みづらく最後まで読んでもらえないことも考えられます。 そのため、文章を短くまとめたり、段落ごとに区切ったりするなど、文章がスマホでも快適に読めるか工夫することが大切です。 スマホを意識したデザインにする スマホでは、指でリンクなどをクリックするので、リンクの間隔やボタンの大きさには注意が必要です。 ボタンが適切な大きさでなかったり、リンクが連続していると操作しづらくユーザーにとって読みにくいメルマガになってしまいます。 そのため、スマホ用とPC用ではリンクのサイズや配置にも気をつけましょう。 レスポンシブメール対応のメール配信ツールを選定 レスポンシブメールに、対応したメール配信ツールを使用する必要があります。 レスポンシブメールは、ガラケーなどの端末では表示することができません。 そのため、HTMLメールとテキストメールを同時に配信できる機能を持ったメール配信ツールの利用が必要になります。 メール配信ツールを選定する際は、HTMLメールが開封されたかどうかを確認できるツールを選ぶと良いでしょう。 まとめ スマホでメルマガを閲覧するユーザーも増えて、複数のデバイスで閲覧することが多くなりました。 どんなデバイスでも、最適な表示は欠かせません。 デバイスに関係なく、ユーザーが快適に閲覧可能な「レスポンシブメール」を利用しない手はありません。 HTMLとCSSを使用することで、レスポンシブメール化することはできますが、専門的な知識が少なからず必要になります。 レスポンシブメールのメリットを最大限発揮させ、快適なメルマガ体験を届けるためには専門家に頼るのが確実でしょう。 これからレスポンシブメールに挑戦したいと考えている方は、お気軽にエンバーポイントまでお問い合わせください。 お問い合わせ RELATED 2024/08/27 Gmailで一斉送信する方法を徹底解説!グループ作成やCc・Bccの使い分けも紹介 コラム・TIPS メール配信システム 2024/08/22 SFAとは?意味や営業活動を変革する最強ツールを徹底解説 コラム・TIPS マーケティングオートメーション 2024/08/22 クロスSWOT分析とは?やり方や事例、フレームワークの活用方法を徹底解説 コラム・TIPS 分析 記事一覧 ブログトップ TAG メールマーケティング メールコミュニケーション クリエイティブ メール配信システム マーケティングオートメーション SMS メルマガ 戦略立案 オペレーション 効果検証 分析 開封 コンバージョン LTV アプリ開発・運用 セキュリティ SERVICE Mail Pulisher Smart Edition 業界最高水準のメール配信システム Mail Pulisher Transaction 遅延なく確実に届ける高水準メールリレーサービス Form Factory フォーム・アンケート作成/メールCRMシステム メール配信システム導入からコンサルティング、コンテンツ制作支援などメールマーケティング支援サービスも行います。お問い合わせ・資料請求はこちらまで お問い合わせフォーム