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読みたくなるメルマガを作成するポイント!ユーザー目線でメルマガを書こう

読みたくなるメルマガを作成するポイント!ユーザー目線でメルマガを書こう

読みたくなるメルマガを作成するポイント!ユーザー目線でメルマガを書こう

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あなたが配信しているメルマガは、ユーザーにとって「読みたい」と思ってもらえるメルマガでしょうか?

メルマガを購読されているユーザーは、日々多くのメールを受け取ります。

その中で、あなたが配信するメルマガを楽しみに待っているユーザーもいれば、反対に迷惑に感じているユーザーもいるでしょう。
考え抜いて作成したメルマガは、多くのユーザーにとって読みたい内容であって欲しいですよね。

読みたいと思うユーザーが増えると、結果としてメルマガでの目的を達成する確率は上がるはずです。
メルマガで目的を達成するためにも、ユーザーが読みたいと思うメルマガを作成することが大切。

でも、どんなメルマガがユーザーにとって読みたいと感じてもらえるのか分からない方も多いと思います。
そこで、今回は「読みたくなるメルマガ」を作成するポイントを紹介します。

読みたいメルマガ・読みたくないメルマガの2種類しかない

メールマーケティング戦略という視点から見ると、企業が配信するメルマガは、目的や頻度、記事の内容によっていくつかのタイプに分類することができます。

例えば、販売促進型、ブランディング型、定期配信メール、号外メール、キャンペーンメール……などこのようなタイプです。

様々なタイプのメルマガがありますが、それを受け取るユーザーにしてみれば「読みたいメルマガ」と「読みたくないメルマガ」の2種類しかありません。

そのため、「とにかく色々なタイプのメルマガを送って「読みたい!」とユーザーが思ったメルマガだけ読んでもらえればいい」という方針でメールを配信している企業もあるようです。

しかし、そこには非常に大きなリスクがあります。

読みたくないメルマガを送ることはリスク

多くのユーザーは件名を見て、「読みたくない!」と判断したメルマガは開封せずにそのまま削除します。
これを避けるためには、常にユーザーがどんなメルマガを「読みたい!」と思うのか送り続けて調べることが重要です。

同じ会社から何通もメルマガを送られてきても、商品のアピールが強く出過ぎて、信憑性のない内容はどこか不信感を持ってしまいます。

そのため、ユーザーが読みたいと感じるメルマガを調べる場合でも、商品のアピールが強い内容や信憑性のない情報は送らないように注意しましょう。

反対に、メールの内容が読みやすく、納得できるものであれば「ここのメルマガは信用できるし、面白いな!」と、そのメルマガを開封する確率は上がり読まれるようになります。

このようにして、メルマガを通してお客様との接点が増えれば増えるほど信頼関係が構築されて、その結果が販売促進や顧客の維持に繋がります。
ユーザーと信頼関係を築くメルマガを作成するには、何点かポイントを抑えて作成するといいでしょう。

読みたくなるメルマガを書く4つのポイント

ユーザーにとって読みたいメールとは、どのような内容のメルマガなのでしょうか?

ユーザーは「役立つ内容、お得な内容、おもしろい情報が欲しい、探している情報をすばやく知りたい」と考えています。
なので、ユーザーにとって読みたいメールを作成するには、「興味ある情報を分かりやすく伝える」ように気をつければいいと言えるでしょう。

そんな「興味ある情報を分かりやすく伝える」には、以下の4つのポイントが重要になります。

  1. ペルソナと目的を明確にする
  2. 鍵は「件名」と「コンテンツ」
  3. 興味のないメルマガにも価値を感じてもらう
  4. 毎回同じ「フッター」を使用

それぞれについて、ここから詳しく解説していきます。 まずは、「1.ペルソナと目的を明確にする」についてです。

(1)ペルソナと目的を明確にする

まず、ターゲットと目的を明確にすること。
ターゲットと目的を考えず、ただ新商品やおすすめの情報を羅列しただけのメルマガでは、受信者すべてがそのメルマガを読みたいとは感じることはないでしょう。

ニーズを掴んだ、より効果的なメルマガにするためにはターゲットを絞って設定していくことが必要になります。
ターゲットを決めるには「年齢」「性別」「職業」などの要素がありますが、「どこに住んでいるか」ということも大切なポイントです。

例えば、「東京で話題の店舗が、大阪に進出する」というメルマガを配信するとします。

その時のターゲットは、「店舗に適した年代」だけでなく、「その地域に住むユーザー」もターゲットとして含まれます。
「年齢」だけにターゲットを絞るのではなく、複数のターゲットも考える必要があることを覚えておきましょう。

ターゲットが定まったら、次に「目的」を決めていきます。
「どこの、誰に、何を伝えたくて、どんなアクションをして欲しいのか」を設定しておけば、メルマガの本文に書くことが絞れて内容の濃いメルマガになります。

ターゲットと目的を正しく設定して、ユーザーのニーズに答えることでメルマガやサイトへより興味を持ってくれる可能性は高まります。

(2)鍵は「件名」と「コンテンツ」

ユーザーにとって、「読みたいメール=興味ある情報を分かりやすく伝えてくれるメール」を制作する際には、いくつかのポイントがありますが、中でも鍵となるのが「件名」と「コンテンツ」。

件名によって、興味を喚起し魅力的な本文を読ませるという流れにより、顧客に好印象を与えつつ情報を提供することができます。   メルマガは「読みやすさ」によって、メールを開封するか、本文を熟読するかに差が出てきます。

メルマガで目的を果たすには、まずメールを開封してもらわなければいけません。   しかし、メルマガの件名が読みにくかったり、どんな内容か分からない件名だと開封率は上がらないでしょう。

本文も同様で、文字だけを羅列し改行も装飾もない文章や、硬すぎて面白味のないものなどは読みづらいと判断され、せっかく開封してもすぐに閉じられ捨てらます。

ユーザーが読みやすさを感じ、また次も読みたいと感じてもらえるように件名・本文は簡潔に読みやすい内容にしましょう。

件名は雑誌の見出しと同じ

メールを開封してもらえなければ、伝えたい情報を読んでもらうことができません。

そのため、件名においては企業側の訴求したいポイントよりも、顧客のニーズを優先させることが必要になる場合もあります。

例えば、新発売の製品を訴求するメルマガでは「新製品発売のメルマガなのだから、製品名を件名に入れたい」と考える方も多いのではないでしょうか?   しかし、顧客にとっては、初めて聞く製品名よりも新製品発売記念キャンペーンの方が興味深いという可能性もあります。

件名は、「雑誌の見出し」や「テレビ欄」と同じものと考えてください。

雑誌の見出しは購入、テレビ欄の見出しは視聴に導くという役割があるため、それを読んだ人の心を掴むようなコピーが用いられています。   同じ特集でも、見出しを「予算別アクセサリー特集」とするか「自腹アクセとおねだりジュエリー」とするかによって、読み手に与える印象は大きく変わるでしょう。

件名を制作する際は、「顧客が何に興味を持っているか、どんな言葉が響くのか」を常に意識し作成しましょう。

(3)興味のないメルマガにも価値を感じてもらう

メルマガの内容として、新商品や宣伝したい情報をただ載せるだけでは関心が高くないユーザーが興味を持ってくれる可能性は低いままです。

販売促進などの目的を果たすためには、興味のないユーザーにもメルマガの内容に価値を感じてもらうことが重要です。

そのためには、メルマガの中に必ず1つは「なるほど!」と思ってもらえるような内容を記載しましょう。

商品以外の価値を提供することによって、「このメルマガ面白いな!次も読んでみよう!」と思ってもらえる可能性が高くなり信頼を得ることにも繋がります。

もちろん、もともと興味を持ってメルマガを読んでくれていたユーザーにも、専門的な知識の提供や商品の活用方法などの話題を加えることで、もっとファンになってもらえるはずです。

難しい内容を書く必要はありませんが、「ユーザーが知らないこと」をイメージして良いネタを探してみましょう。

「件名に惹かれてメールを開封したら、期待外れだった!」という印象を与えるのは大きなマイナスです。   なので、「件名」と「コンテンツ」はセットで考え、大きく内容が違わないように作成することをおすすめします。

ユーザーに「読みたい」と思わせるコンテンツ制作のポイントは、「難しいものは分かりやすい」「分かりやすいものは面白く」「面白いものは深く」です。

例えば、新技術を使った製品を訴求する時は、難しい専門用語で技術の素晴らしさを説明するよりも「こんなことができるようになりました!」と分かりやすく見せた方が効果的。

また、「消せるボールペン」など性能がわかりやすいものは「このペンは、熱を加えるとインクが透明になります。そこで、メモした紙をフライパンで炒めてみたら……」などちょっと面白い企画を立てることで、より印象を強めることができるはずです。

さらに、もともと面白いイベントの紹介記事では、「なぜこんなに人気があるのか」と分析してみるなど、深く掘り下げた内容にすると“面白さ”が際立つのでおすすめです。

(4)毎回同じ「フッター」を使用

最後は、毎回同じ「フッター」で締めること。
フッターには、発行元のホームページや連絡先、メルマガの解除方法などの必要事項を箇条書きで入れます。

メルマガ発行元のホームページや連絡先によって、ユーザーにメルマガ元を印象づけることや安心感を与えることが出来ます。
毎回、興味のある内容を発信してくれるメルマガのファンになり毎回楽しみに待ってくれるはずです。

またメルマガには、「特定電子メール法」という法律で、オプトアウト (メルマガ解除) の導線設置が義務付けられているため忘れずにフッター部分に記載しましょう。

読みたくなるメルマガにするには「ユーザー目線」で書くことが重要

配信者目線の宣伝ばかりの文章では、面白さを感じてもらえず結果「読まない」というユーザーが増える可能性があります。

メルマガは、一方通行ではなくユーザーとの「やりとり・会話」だと思って作成すると一方通行な内容にならず読んでもらえるメールを作成できるはずです。

ユーザーは何が知りたいのか、どんなメルマガが読みやすいのかを考えてから書き始めてみましょう。

また、ユーザーに興味のある内容だけでなく、配信時間やターゲットを絞るということも忘れずに行うことで更に読まれるメルマガになります。

自分がメルマガを受け取る立場だったら、「いつ、どんな内容だと読みたいと感じるか」メルマガ作成前に考えて作成後にもう一度見直してみてください。

メルマガの運用には、経験に基づいた綿密な企画と、高いライティングスキルが求められます。

どんなに素晴らしい企画でも、実際に運用できなければ意味がありません。

エンバーポイントでは、経験豊富なコンサルティングとコンテンツ制作スタッフ、オペレーターがメルマガ運用を支援しており、多くのクライアント様にご満足いただいております。

メールの企画・制作でお悩みの際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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