BLOG セミナー集客を成功させる9つの方法とコツ:効果的なオンライン・オフライン戦略 コラム・TIPS 戦略立案 オペレーション HOME ブログ コラム・TIPS セミナー集客を成功させる9つの方法とコツ:効果的なオンライン・オフライン戦略 セミナー集客を成功させる9つの方法とコツ:効果的なオンライン・オフライン戦略 UPDATE:2024/11/29 目次 コラム・TIPS 戦略立案 オペレーション この記事をシェアする 記事トップ 日本全国で日々、さまざまなセミナーが開催されています。コロナ禍ではインターネットを利用したウェビナーにシフトしましたが、最近ではリアルなセミナーも盛り上がりを見せています。 数多くの企業がセミナーを開催しているわけですが、すべてのセミナーが集客に成功しているわけではありません。セミナーを開催する以上は、盛況のうちに終了したいものです。 そこでこの記事では、セミナー集客を成功させる9の方法とコツについて、詳しく解説しています。効果的なオンライン・オフライン戦略についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。 セミナー集客方法のコツ:成功への第一歩 ここからは、セミナー集客方法のコツについて紹介していきます。 ターゲット層の明確化と目的設定 魅力的なセミナータイトルの作成方法 開催日時の最適化:データに基づく選び方 ターゲット層の明確化と目的設定 セミナーを開催するには、まず目的を設定しなければなりません。目的を設定するには言語化して、スタッフ間で共有する必要があります。セミナー開催の目的には、次のようなものがあります。 新規顧客の獲得 新商品のプロモーション 既存の活動の活性化 社外の人や組織との関係構築 自社のブランディング強化 目的はできるだけ1つに絞る必要があります。あれもこれもと取り込んでしまうと、目的が曖昧になり成果を上げることはできません。 目的を適切に設定したら、ターゲット層を明確化しましょう。次の観点からペルソナを設定し、ターゲット層を明確にします。 年齢層・性別・職業・ポジション 課題認識・抱えている理想・求めている解決策 課題に向けて現状努力している水準 認識している問題の緊急度・重要度 問題に対する感情レベル 1から5までを具体化していき、実在の人物として浮かび上がるまで、作り込む必要があります。ペルソナがあやふやでは、ターゲット層の絞り込みはできません。 魅力的なセミナータイトルの作成方法 魅力的なタイトルを作成するには、開催するセミナーのテーマを、よく理解しておく必要があります。テーマとはセミナーのアウトラインを指すので目的に従って設定します。そのテーマを基に参加者にとって魅力的なタイトルを考えましょう。 参加者が自分のためのセミナーだと感じてもらえるよう、抽象的な表現は避けて具体的なメッセージを盛り込まなくてはなりません。例えば単に「人材育成セミナー」よりも、「営業マネージャーのための人材育成セミナー」のほうが、具体的でイメージしやすくなります。 タイトルが決まったらサブタイトルについても考えておきましょう。サブタイトルには具体的な数字を入れると効果的です。例えば「〜成約率70%の部下を育成するには〜」などにすれば、実現したいという欲求に繋がります。 開催日時の最適化:データに基づく選び方 セミナーの開催日時は、参加者の事情をよく考慮して、最適化しなくてはなりません。それにはデータに基づいた選び方がおすすめです。まず日程ですがテーマがビジネスであれば、期末や四半期・月末など多くの企業が忙しい時期は避けましょう。 ゴールデンウィークや行楽シーズン、あるいは運動会など学校行事が集中する時期も、避けたほうが無難です。また6月は株主総会が集中するので外しておきましょう。 そうなると具体的には1月・2月・7月と、9月から11月までが適当となります。次に開催する曜日については、多くの企業が忙しい月曜日と金曜日は避けてください。 これで日程は絞り込めるはずです。なお時間帯は10時開始/18時終了に設定すれば、参加者は直行直帰ができるので、おすすめです。 ちなみに主婦層であれば平日10時から14時まで、シニア層なら平日朝から午後にかけてが、集客しやすい時間帯となります。 オンラインでのセミナー集客方法 ここからは、オンラインでのセミナー集客戦略について紹介していきます。 自社ウェブサイトの活用:効果的なランディングページの作成 SNSを活用した集客テクニック メール配信の極意:開封率を高める工夫 Web広告の活用:リスティング広告とディスプレイ広告 セミナー集客サイト 自社ウェブサイトの活用:効果的なランディングページの作成 ランディングページ(Landing Page)とは、検索結果やWeb広告などを経由して、訪問者が最初にアクセスするページのことを指します。 通常のウェブサイトでも重要ですが、オンラインセミナーの告知であれば、効果的なランディングページの作成が求められます。そのためには次の4つのポイントに注意して作成しましょう。 セミナーの概要がわかるようにする タイトルの文字を大きくし目立たせる 画像を使用する場合は画質にこだわる 講師のキャリアを掲載し権威性を示しておく 1. セミナーの概要がわかるようにする どんなセミナーなのかわかるように概要を記載します。以下の内容をまとめておくといいでしょう。 セミナーのタイトル 開催日時 開催場所 開催形式 セミナーのプログラム 講師の紹介 申し込みから参加までの流れ 注意事項 なお、同様のセミナーを過去に開催したのなら、セミナー参加者の声も記載するといいでしょう。 2. タイトルの文字を大きくし目立たせる セミナーのタイトルは文字を大きくして目立たせましょう。タイトルの後にサブタイトルがあるのなら、その文字はタイトルよりも小さくするとわかりやすくなります。 3. 画像を使用する場合は画質にこだわる 背景の画像や講師陣の顔写真は、なるべく画質のいいものを選びましょう。粗い画像や顔写真では、セミナーが安っぽく見えてしまいます。 4. 講師のキャリアを掲載し権威性を示しておく 顔写真とともに講師のキャリアも掲載しておきましょう。権威性を示すことで人目を引く効果があります。 SNSを活用した集客テクニック SNSとはソーシャルネットワーキングサービス(Social Networking Service)の略で、インターネット上のコミュニティサイトを指します。具体的には、Facebook・Instagram・X(旧Twitter)・LINEなどが該当します。 いずれのSNSも広告を出す場合は有料ですが、一般的なフィード投稿は無料で行うことができます。一定数のフォロワーを獲得していれば、無料でセミナーの告知ができるわけです。 しかもSNSには拡散という特性があります。フォロワーが有益な情報と判断してくれれば、リポストしてセミナーの告知が広がります。 SNSを上手く活用することにより、顧客獲得単価20,000円台を6,000円台まで下げた実例もあるくらいです。 ただし普段からSNSの更新をマメに行っていないと、効果は現れないでしょう。 メール配信の極意:開封率を高める工夫 メール配信は自社の顧客リストを基に配信します。自社の商品やサービスを購入した既存顧客や、問い合わせをしてくれた潜在顧客へ、セミナー開催の告知が行えます。 メール配信は広告費などがかからないのが魅力ですが、メール開封率は平均で20%とされています。少しでも開封率を上げるためには、さまざまな工夫が必要になります。 メールタイトルと冒頭の文章で、関心をどれくらい引けるかがポイントといえます。メールのタイトルは「【開催決定!】○○セミナーのご案内」など、なにを案内しているのか明確にします。 冒頭の文章は、誰に対してどのように得な内容なのかを、わかりやすく書きましょう。またセミナーの申し込みを受け付けた後に、開催日のリマインドメールを送信するようにしましょう。 キャンセル率を低下させる効果があります。終了後に参加者にアンケートを送信すれば、今後のセミナーの質の向上に役立てられます。リピート率の向上も期待できます。 Web広告の活用:リスティング広告とディスプレイ広告 リスティング広告(検索連動型広告)とは、「Google」や「Yahoo!」といった検索エンジンの、検索結果画面に表示されるテキスト広告のことを指します。「○○セミナー」などと検索すると、検索結果にセミナー開催の広告を表示できます。 「○○セミナー」などで検索しているユーザーは、顕在層であると見ていいでしょう。つまりそのセミナーに関心があり、具体的に参加を検討していることになります。 さらにリスティング広告はオーディエンスターゲティングが行えます。ユーザーの属性情報や、行動履歴情報などを組み合わせたデータが使えるので、ニーズを満たす広告を制作すれば多くの問い合わせが得られるでしょう。 ディスプレイ広告とは、WEBサイトの広告枠に表示される画像広告・動画広告・テキスト広告のことを指します。バナーで表示されることが多いため、バナー広告とも呼ばれています。 顕在層に加え潜在層にもアプローチができます。画像や動画を活用できるので、他のセミナーとの違いなどをうまくアピールできれば、多くの人の興味を引くことが可能になります。 リスティング広告とディスプレイ広告を、上手く活用して集客に繋げましょう。 セミナー集客サイト セミナー集客サイトとは、その名の通り企業がセミナーを開催する際、必要となる集客の支援をしてくれるサイトを指します。セミナー集客サイトは大きく2つに分けられます。 1つは幅広い分野をカバーするポータル型です。そしてもう1つは専門分野のセミナーを紹介する専門型です。どちらのタイプが向くのかは、開催するセミナーの内容によります。 無料と有料のサイトがあるので、まずは無料からはじめてその効果を確認してみましょう。効果が上がるようなら有料サイトを含め、複数のサイトを利用してもいいでしょう。 セミナーを成功に導くためには、集客はとても重要な要素です。オンラインは情報を早く拡散できますが、その反面情報量そのものが膨大なので、流されやすいという特性があります。それを十分考慮に入れた集客を行わねばなりません。 オフラインでのセミナー集客方法 ここからは、オフラインでのセミナー集客手法について紹介していきます。 DMとチラシ:効果的な設計と配布戦略 テレアポによる直接的アプローチ 他社セミナーや交流会でのネットワーキング セミナー集客代行サービス DMとチラシ:効果的な設計と配布戦略 DM(ダイレクトメール)とは、個人宛に宣伝目的で送られる印刷物や電子メールを指しますが、ここでは印刷物に限って解説をします。 古くから使われている手法ですが、比較的低コストで作成でき、多くのターゲットにアプローチできるので、現在でも有効な集客手段といえます。 日本ダイレクトメール協会の調査によると、個人宛のDMの開封率は約79.5%(注1)と高く、これは一般的な電子メールの開封率の20%を大きく上回ります。オンラインでは接点の取りにくい顧客への有効な伝達手段といえるでしょう。 チラシもオーソドックスな手法ですが、BtoCとBtoBの両方で活用できます。BtoCなら新聞折込チラシとして配布すれば、特にシニア層へのアプローチに有効です。エリアを限定しての集客であれば、ポスティングも有効な手段です。 BtoBなら営業担当者が顧客と商談に当たる際に、営業ツールの1つとして活用できます。お得意様であれば、参加料のサービスなども検討してもいいでしょう。 テレアポによる直接的アプローチ テレアポとはテレフォンアポインターの略で、電話を使ってアポ取りを行うことを指します。先方の反応から温度感がわかるので、セミナーへの関心度が測れます。メリットは顧客に対し、積極的にセミナーの内容や目的などを、直接伝えられることでしょう。 自社の顧客データを基にリストを作成し、電話をかけるのが一般的なやり方ですが、業者から顧客リストを購入する方法もあります。テレアポは営業力も必要なので、営業担当者が行うといいでしょう。 しかしテレアポの平均的な成功率は1%~10%とされています。100軒かけて1件取れるという確率なので、この数字を大きく見るか小さく見るかで、実施するか否かを決定することになります。いずれにせよ根気が必要なアプローチです。 他社セミナーや交流会でのネットワーキング 担当者が他社で実施される同じようなジャンルや内容のセミナーに出席し、参加者と積極的に名刺交換をして人脈を広げ、集客活動に結びつける方法もあります。 一般的にはセミナー参加者同士の、名刺交換を制限する主催者はないでしょう。しかし名刺交換会ではないので、それなりに注意を払う必要があります。 異業種交流会などであれば、名刺交換はもちろんですが、セミナーのチラシを直接配れます。見込み顧客が集まるスペースに、チラシを置かせてもらうなども可能です。どちらの方法が取れるのかは、事前に主催者まで確認を取っておきましょう。 主催者に無断で配ると、心証が悪くなる恐れがあるので、そこは配慮するようにしてください。人様の場を借りていることを忘れないでください。 セミナー集客代行サービス 集客代行とは集客業務を、外部の業者へアウトソーシングすることを指します。セミナー集客代行はイベントや講演など、セミナーの集客を主催者の代わりに行います。 Web広告やメール・テレアポなど、さまざまな手法で集客してくれます。セミナーの企画から運営まで、ワンストップでサポートしてくれる業者もあります。 メリットは短期間で効果が見込めることと、人件費を抑制できることが挙げられます。デメリットは期待していたほど、集客効果が上がらない場合があることや、自社にノウハウが蓄積されにくくなるので、いつまでも業者頼みになる恐れがあることでしょう。 メリットとデメリットをよく勘案して、サービスを利用するかどうか決めてください。 セミナー集客サイトの活用法 ここからは、セミナー集客サイトの活用法について紹介していきます。 人気セミナー集客サイトの比較と選び方 集客サイトでの効果的な告知テクニック 人気セミナー集客サイトの比較と選び方 オンラインでのセミナー集客方法の項でも述べましたが、セミナー集客サイトは大きく2つに分けられます。1つは幅広い分野をカバーするポータル型です。そしてもう1つは専門分野のセミナーを紹介する専門型です。 どちらのタイプが向くのかは、開催するセミナーの内容によるので、テーマを決めてからどちらがいいのか検討しましょう。ポータル型と専門型のサイトをいくつか紹介しておきます。 ■ポータル型 こくちーず Peatix ■専門型 Doorkeeper TECH PLAY いずれも無料で利用できますが専門型のほうは、マーケティングやテクノロジー、ビジネス領域に特化したサイトなのでご注意ください。 集客サイトでの効果的な告知テクニック ほとんどの集客サイトでは、セミナーごとにアイキャッチ画像が設定できます。セミナーのテーマに合った画像を掲載すれば、内容が伝わりやすくなるはずです。 セミナー集客ページのタイトルと内容は、ランディングページ(LP)を流用しましょう。集客サイト用の文言を考える手間が省けます。なお、同じセミナーを定期的に開催するのであれば、LPに日程は入れないようにしましょう。 ほとんどの集客サイトでは、1度掲載したセミナー情報をコピーして再掲載できるので、LPに日程が入っているとその都度修正しなければなりません。日程は他の項目で入れられるので、そちらでわかるようにしておけば大丈夫です。 よくあるセミナー集客の悩みとその解決策 ここからはよくある集客の悩みとその解決策について紹介していきます。 参加者が集まらない原因と対策 予算制約下での効果的な集客方法 参加者が集まらない原因と対策 セミナーの参加者が集まらない主な原因は次の3つが挙げられます。対策とともに解説しましょう。 1. セミナーの内容がユーザーのニーズに応えていない セミナーの内容が参加者の興味やニーズと合致していないと人は集まりません。参加者が何を求めているかを理解し、それに応じた内容を提供することが重要ですが、設定したターゲットがズレている可能性もあります。セミナーの内容やターゲットの再検討を行いましょう。 2. セミナーの内容がタイトルや説明から分かりづらい セミナーの目的や得られるメリットが明確でなければ、参加者を引き付けることはできません。セミナーの内容を明確にし、魅力を伝える必要があります。そのためには人目を引きつつ、どんなセミナーなのかわかるタイトルにし、内容がわかりやすい説明にしましょう。 3. セミナーの告知が不十分 十分な告知期間を設けず対象者に情報が届かないと集客は成功しません。効果的なプロモーション戦略を練る必要があります。告知期間は大体1ヶ月から1ヶ月半前から始めるのが一般的です。オンライン・オフラインのさまざまな手段を講じて集客を行いましょう。 予算制約下での効果的な集客方法 予算に制約がある場合は、ほぼ無料で集客できるオンラインを活用しましょう。オンラインでできる最大限の努力を行います。 オフラインではDMの制作や、セミナー集客代行サービスの利用などで、ある程度予算はかかります。 しかしオンラインのみでの集客は、あまりおすすめできません。オフラインの中で必要な手段をピックアップして行うといいでしょう。セミナー集客代行サービスであれば、アウトソーシングする内容を絞り込むと予算を抑えられます。 オンラインとオフラインを組み合わせて集客することはとても重要です。どちらか一方のみでは集客は成功しません。予算との兼ね合いは、何をするにも付きものです。工夫をしてセミナーを成功に導きましょう。 まとめ:成功するセミナー集客の秘訣 セミナー集客を成功させる9の方法とコツについて、詳しく解説してきました。効果的なオンライン・オフライン戦略も紹介したので、ぜひ参考にしてください。 セミナーの集客は骨が折れる作業かもしれません。しかし参加者が集まらなければ、そのセミナーは失敗に終わります。オンラインを駆使したうえで、セミナーに合ったオフラインを組み合わせましょう。 オンライン・オフラインの2つ戦略を活用することが、成功するセミナー集客の秘訣といえます。 RELATED 2024/12/11 商談とは?流れやビジネス上の意味、営業との違いを徹底解説 コラム・TIPS 戦略立案 2024/12/10 マーケティングの3C分析とは?フレームワークのやり方や目的、事例を紹介 コラム・TIPS 戦略立案 2024/12/09 マーケティングとは何か?簡単に定義とその目的をわかりやすく解説 コラム・TIPS 戦略立案 効果検証 記事一覧 ブログトップ TAG メールマーケティング メールコミュニケーション クリエイティブ メール配信システム マーケティングオートメーション SMS メルマガ 戦略立案 オペレーション 効果検証 分析 開封 コンバージョン LTV アプリ開発・運用 セキュリティ SERVICE Mail Pulisher Smart Edition 業界最高水準のメール配信システム Mail Pulisher Transaction 遅延なく確実に届ける高水準メールリレーサービス Form Factory フォーム・アンケート作成/メールCRMシステム メール配信システム導入からコンサルティング、コンテンツ制作支援などメールマーケティング支援サービスも行います。お問い合わせ・資料請求はこちらまで お問い合わせフォーム