BLOG 有料メルマガの始め方とは?無料との違いやおすすめ配信サービス コラム・TIPS メール配信システム メルマガ HOME ブログ コラム・TIPS 有料メルマガの始め方とは?無料との違いやおすすめ配信サービス 有料メルマガの始め方とは?無料との違いやおすすめ配信サービス UPDATE:2024/06/20 目次 コラム・TIPS メール配信システム メルマガ この記事をシェアする 記事トップ ビジネスにおいて有効なツールの一つであるメルマガには、有料のものと無料のものがあります。「有料メルマガはどうやって始めればいいの?」「有料メルマガは無料メルマガと何が違うの?」と、お悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか? この記事では、有料メルマガのメリットや始め方、有料メルマガを成功させるコツを詳しく解説していきます。 有料メルマガとは?無料メルマガとの違いを解説 有料メルマガとは、登録した読者が料金を支払って購読するメルマガのことです。新聞や雑誌を定期購読する際も料金を支払いますよね?それらと同じ仕組みと考えればわかりやすいでしょう。 一方、購読に料金がかからないのが無料メルマガです。認知拡大や顧客とのつながり、商品・サービスの販売促進などを主な目的とする無料メルマガとは異なり、有料メルマガはそれ自体が商品になります。 また、よりコアなファンを獲得することで、バックエンド商品の販売促進にもつながります。 ただし、多くの情報が無料で手に入れられる現代において、有料メルマガの内容は「お金を支払ってでも読みたいと思える有益な情報」でなければなりません。 有料メルマガのメリットについて ここからは、有料メルマガのメリットについて、以下の内容を解説します。 低い運用コストと参入リスク 濃い情報への高い需要 低い運用コストと参入リスク 有料メルマガの最も大きなメリットは、「運用コストが低く、参入リスクが低い」ことです。メルマガはメール配信システムなどを使って配信しますが、無料や低価格の配信システムも多く、低コストで運用できます。 メルマガの執筆や効果測定に手間や時間はかかりますが、費用としては安価に抑えられます。そのため、広告運用や紙媒体のダイレクトメールと比較して、メルマガの参入リスクはかなり低いといえるでしょう。 濃い情報への高い需要 情報社会の現在においては、「濃い情報への需要が高い」ことも有料メルマガの大きなメリットの一つです。 今や情報は、ネット記事やSNS、YouTubeなど、様々な媒体から無料で簡単に手に入ります。しかし、ネット上にはあまりに多くの情報があふれ、内容の薄い情報、信頼性に欠ける情報が多いのも事実です。 そのため、信頼できる人からの有益な情報はお金を払ってでも手に入れたいと考える人も数多く存在します。情報社会の今だからこそ、有料メルマガは内容の濃い情報を伝える有効なツールとして機能するでしょう。 人気の有料メルマガ事例 ここからは、人気の有料メルマガ事例について、以下の内容を解説します。 堀江貴文氏の有料メルマガ MB氏の有料メルマガ 辛坊治郎氏の有料メルマガ 堀江貴文氏の有料メルマガ 「ホリエモン」の愛称で親しまれている堀江貴文氏は、『堀江貴文のブログでは言えない話』という有料メルマガを配信しています。 メルマガの内容は、時事ネタ、独自のビジネスモデル、書評などビジネス系の話題が中心となっています。 中でもQ&Aコーナーでは、堀江貴文氏に直接質問できて、原則100%答えてくれるようです。月数百円でビジネスのトップを走る堀江貴文氏に直接アドバイスをもらえるのは非常にお得で、とても人気のコーナーです。 また、会員数は公式では発表されていませんが、2019年2月に自身のYouTubeチャンネルで「2万人近くの会員がいる」と公言していました。(参考:私が10年くらいやっているメルマガについて) タイトル 堀江貴文のブログでは言えない話 料金 月額:880円(税込) 配信日 毎週月曜日 創刊日 2010年2月1日 内容 ・時事ネタ・独自のビジネスモデル・書評・グルメ情報・おすすめガジェット・Q&Aコーナー など MB氏の有料メルマガ 実業家・ファッションバイヤー・インフルエンサー・ブロガーなど様々な顔を持つMB氏は『MBが教える「美しい大人の情報源!」洋服からビジネスまで月20万文字&限定動画で解説』という有料メルマガを配信しています。コーディネート解説やファッションニュースの他、人生論やビジネス論といった情報を毎週5万字ほどのボリュームで伝えるメルマガです。有料メルマガの会員数としては、堀江貴文氏を超えて日本一になったという話もあります。 タイトル MBが教える「美しい大人の情報源!」洋服からビジネスまで月20万文字&限定動画で解説 料金 月額:550円(税込) 配信日 毎週日曜日 創刊日 2014年1月5日 内容 ・コーディネート解説・ビジネスニュース・ファッションニュース解説・人生論・ビジネス論・推薦図書・Q&A など 辛坊治郎氏の有料メルマガ 元ニュースキャスターとして現在も数々のテレビ番組にレギュラー出演中の辛坊治郎氏は、「FACT FACT FACT」をキーワードに『辛坊治郎メールマガジン』として有料メルマガを配信しています。テレビや新聞では伝えきれなかった「真実」を、独自の切り口で解説した内容になっています。また、辛坊治郎氏は2021年8月に、ヨットでの太平洋単独往復横断を達成しました。その航海中に起こった出来事や考えたことなどについても語られています。 タイトル 辛坊治郎メールマガジン 料金 月額:330円(税込) 配信日 毎週金曜日 創刊日 2011年2月18日 内容 ・時事ネタ・ジャーナリズム・太平洋単独往復横断時のエピソード など 有料メルマガの作成方法:ステップごとに解説 ここからは、有料メルマガの作成方法について、以下の内容を解説します。 ステップ1:目的とコンセプトの設定 ステップ2:支払い方法の決定 ステップ3:テンプレートと本文の作成 ステップ4:セグメント配信と差し込み機能の活用 ステップ5:効果測定と改善の繰り返し ステップ1:目的とコンセプトの設定 まずは、有料メルマガを配信する目的とコンセプトを設定しましょう。「誰に、何を、何のために配信するのか」を最初に決めておくことで、メルマガとしての「軸」が定まります。 軸がしっかり定まっていれば、読者に響くメルマガになり、よりファンを獲得しやすくなります。逆にこの軸がブレていると、何を伝えたいメルマガなのかがわかりにくく、登録者を増やすことが難しくなります。 商品・サービスの販売促進 認知拡大・ブランディング 顧客との関係性の強化 など、「メルマガを配信することで何を達成したいか」を具体的に決めておきましょう。目的が決まれば、ターゲットとする読者のイメージを固め、メルマガのコンセプトを決めていきます。 コンセプトを決める際は、「誰に、何を知ってもらうのか」を意識して考えましょう。最初に目的とコンセプトを明確にしておくことで、メルマガの内容や方向性が定まります。 ステップ2:支払い方法の決定(クレジットカードやnoteなど) 次に、支払い方法を決めましょう。有料メルマガは、読者が料金を支払って購読するメルマガです。料金の支払い方法としては、次のようなものがあります。 クレジットカード 銀行振込 携帯キャリア決済 QRコード決済 電子マネー 利用するプラットフォームによって対応している決済方法が異なりますので、自身の事業に適した決済方法に対応しているか確認しておきましょう。 記事コンテンツを手軽に発信・共有できる「note」というサービスでは、クレジットカード決済・携帯キャリア決済・PayPay決済と幅広く対応しており、メルマガ配信のツールとしてもおすすめです。 ステップ3:テンプレートと本文の作成 ここからは、具体的にメルマガの本文を作成する段階に入ります。メルマガの配信は、定期的・継続的に行うのが基本です。そのため、毎回一から本文を作成すると大変な労力がかかります。 本文作成を効率的に行うためにも、最初にテンプレートを作成しておくといいでしょう。PCやスマホなどのデバイスごとのテンプレートを作っておくことで、より効率化が図れます。 テンプレートができれば、実際に本文を作成していきます。有料メルマガの読者は、無料メルマガでは得られない情報を求めています。そのため、有料メルマガでは、お金を払ってでも読む価値のある濃い情報を発信することが大切です。 ステップ4:セグメント配信と差し込み機能の活用 「セグメント配信」とは、読者を年齢や性別などの属性ごとに分類し、それぞれのニーズにマッチした内容のメルマガを配信する方法です。 リスト全員に送信する一斉配信のメルマガと比べて、グループごとに関心の高い情報を送れます。その結果、高い訴求効果や満足度の向上を見込め、開封率の向上や解除率の低下などにつながります。 また、「差し込み機能」とは、メルマガの本文や件名に、読者1人ひとりの名前を自動的に差し込んで配信できる機能です。例えば、本文冒頭を「◯◯さん、こんにちは!」などで始めることで、読者からすると個人宛にメールを送られている感覚になり、より親近感がわきやすくなります。 名前以外にも、リスト情報を元に、性別・誕生日・購入商品名などの情報を自動入力できます。より効果の高い有料メルマガを配信するためには、これらの機能が搭載されているメール配信システムの利用を検討しましょう。 ステップ5:効果測定と改善の繰り返し メルマガは配信して終わりではなく、配信後に効果測定と改善を繰り返し行うことが重要です。「読者がメールに対してどのような反応を示したか」を指標に基づいて計測し、これらのデータを元にメルマガの内容や配信時間・配信頻度などを改善しましょう。 計測する指標には、例えば次のようなものがあります。 メールの到達率 メールの開封率 メール内のリンクのクリック率 コンバージョン率 購読解除率 メール配信システムには、効果測定機能が搭載されているものもあります。メール配信システムを上手く活用することで、効果測定と改善を繰り返し、有料メルマガの効果を高めていきましょう。 有料メルマガを成功させるコツ:無料メルマガとの使い分け方 ここからは、有料メルマガを成功させるコツについて、以下の内容を解説します。 無料版で読者の反応をうかがう 無料版の重要要素を有料版にまとめる 有料版の一部を無料版に提供する 無料版で読者の反応をうかがう 有料メルマガを成功させるコツとして、まずは無料メルマガで読者の反応をうかがい、反応がよさそうであれば有料メルマガに移行する方法があります。 メルマガをこれから始める人にとっては、どんな内容のメルマガがいい反応を取れるか判断するのが難しく、実際に運用しながら探っていく必要があります。しかし、料金を取る有料メルマガは、様々なコンテンツ内容を試すのには向いていません。 そこで、まずは無料メルマガから始めるのがおすすめです。無料メルマガで様々なテーマのコンテンツを配信し、安定していい反応が取れるようになったタイミングで有料化を検討してみましょう。 無料版の重要要素を有料版にまとめる 無料メルマガから始め、ある程度ストックが溜まったところで重要なトピックだけを有料メルマガにまとめる方法もおすすめです。 何通もメルマガを配信していると、その中でも重要な内容や反応のいいテーマが必ず出てきます。それらをまとめ、さらに深掘りすることで、有料メルマガとしても成立する内容の濃い情報となるでしょう。 無料版にはない付加価値をつけることで、有料版としての差別化を図ることが重要です。 有料版の一部を無料版に提供する 最初から有料メルマガを始めたいのであれば、有料メルマガの一部を無料メルマガとして提供するのもいいでしょう。まずは、有益な情報を盛り込んだ完成版のメルマガを書き上げます。 そして、その完全版を有料メルマガとして、その中の一部を無料メルマガとして配信します。こうすることで、無料メルマガで興味を持った読者が、さらに有益な情報を求めて有料メルマガを購読したくなるのです。 有料メルマガを配信するなら、メール配信システムがおすすめ 有料メルマガを配信する主な方法は、次のいずれかです。 メルマガ代行配信サービス メール配信システム メルマガ代行配信サービスは、サイト内で購読者へのPRを行ってくれる、決済システムが搭載されているといったメリットがあり、初心者でも簡単に利用できる反面、利用手数料が非常に高いというデメリットがあります。 例えば、メルマガ代行配信サービスとして老舗の「まぐまぐ!」では、『有料メルマガは売上の50%が発行者の収入となります残り50%は、まぐまぐ!のプラットフォーム利用料としていただきます。』とされています。 (参考:まぐまぐ!) 有料メルマガの売上の50%を利用手数料として支払う必要があり、継続的に有料メルマガ配信を続けるうえで大きな障壁になります。 一方、メール配信システムは、メルマガの広告や決済システムの導入は自分で行う必要がありますが、導入コストが低く、効果測定やリストの管理がしやすいというメリットがあります。 メール配信システムの中でも、「Mail Publisher(メールパブリッシャー)」は特におすすめです。 (参考:Mail Publisher(メールパブリッシャー)公式サイト) 「Mail Publisher(メールパブリッシャー)」は、業界最高水準の性能を誇り、多くの大手企業や自治体の導入実績があるメール配信システムです。メルマガの効果を高める機能が豊富に搭載されており、「有料メルマガの作成方法:ステップごとに解説」でも解説した、「テンプレート作成」「セグメント配信」「効果測定」などの機能ももちろん利用できます。 運用コストにおいても、「まぐまぐ!」などのメルマガ代行配信サービスと比べてかなり安価に抑えられます。有料メルマガ配信を継続的に行うのであれば、コスト面や機能面などを考慮すると、「Mail Publisher(メールパブリッシャー)」などのメール配信システムを利用するのがおすすめです。 まとめ:有料メルマガで読者との深い関係性を築こう 有料メルマガは、上手く活用することでビジネスの大きな柱となります。情報過多の現代だからこそ、信頼できる有益な情報を求めている人は数多くいます。 お金を支払ってでも読みたいと思えるメルマガを配信することで、読者とより深い関係性を築きましょう。有料メルマガは運用コストが低く、参入リスクも低いため、集客や認知拡大のツールの一つとしてぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか? 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