BLOG メールサーバーとは?送受信の仕組みと配信システムの必要性 コラム・TIPS メール配信システム HOME ブログ コラム・TIPS メールサーバーとは?送受信の仕組みと配信システムの必要性 メールサーバーとは?送受信の仕組みと配信システムの必要性 POST:2024/05/14 / UPDATE:2024/05/14 目次 コラム・TIPS メール配信システム この記事をシェアする 記事トップ この記事では、 ・メールサーバーとは何か ・メール送受信の基本的なしくみ ・メール配信システムが必要な理由 について解説しています。 この記事を読めば、メールサーバーと配信システムの基本を理解できるでしょう。 記事の最後では、おすすめのメール配信システムを紹介します。 メール配信の基本を理解して、あなたに最適なメール配信システムを選ぶために、この記事を役立ててください。 メールサーバーとは?役割と仕組み メールサーバーとは、メールを送受信する機能を持つサーバーのことです。基本的な役割は、メールの送受信と保存です。なりすましメールを排除する、フィルター機能もあります。 メールサーバーは、以下のサーバーの組み合わせで構成されています。 メールの送信を行うSMTPサーバー メールの受信を行うPOP3サーバー、またはIMAPサーバー メール配信先を照会するDNSサーバー 順番に解説します。 メールの送信はSMTPサーバー SMTPサーバーは、メールの送信を行います。送信されたメールは、まずSMTPサーバーへと届けられます。 この流れは、郵便の仕組みに例えるとわかりやすいでしょう。郵便物を投函すると、いったん近くにある郵便局に集められます。メールが郵便物、近くにある郵便局がSMTPサーバーです。 SMTPサーバーはメールの送信先(受信側)のドメインを使って、受信側メールサーバーのIPアドレスをDNSサーバーに問い合わせます。ドメインとは、メールアドレスの@より後ろの部分です。 DNSサーバーから受け取った受信側メールサーバーのIPアドレス(=相手の正確な住所)を使って、SMTPサーバーは受信側のメールサーバーへメールを転送します。 メールの受信はPOP3/IMAPサーバー メールの受信には、POP3サーバーまたはIMAPサーバーを使います。 POP3サーバーとIMAPサーバーの大きな違いは、受信側のコンピューターにメールをダウンロードするかどうかです。 POP3サーバーを使う場合、送信されたメールは受信側のコンピュータにダウンロードされます。 いったんメールをダウンロードすると、インターネットに接続できないオフライン環境でも、メールを確認できるメリットがあります。 なお、メールをダウンロード(受信)した後、そのままPOP3サーバーにメールを残しておくことも可能です。 IMPAサーバーでは、送信されたメールは受信側のコンピューターにダウンロードされません。IMPAサーバーに保存されたままです。 受信側のコンピューターからIMPAサーバーにネット接続すれば、異なった場所やコンピューターから、同じメールを見られるメリットがあります。 メール配信先を照会するDNSサーバー DNSサーバーは、メールの送信先を割り出す役割を持っています。 私たちはメールを出す時に、送信先として相手(受信側)のメールアドレスを設定します。しかし、実はこのメールアドレスそのままでは、届け先の正確な住所がわからないのです。 DNSサーバーは、メールアドレスの@より後ろの部分、つまりドメインを使って、受信側メールサーバーのIPアドレスを割り出せます。このIPアドレスが、メールを届けるべき正確な住所です。 DNSサーバーは、判明した送り先メールサーバーのIPアドレスを、メールを送信するSMTPサーバーに教えます。 DNSサーバーのおかげで届け先の正確な住所がわかるので、SMTPサーバーは受信先のサーバーにメールを送れるのです。 送信先のメールアドレスから、相手の正確な住所、すなわち送り先(受信側)サーバーのIPアドレスを調べられるのが、DNSサーバーです。 大量配信にはメール配信システムが必要な理由 なぜ、メールの大量配信には、メール配信システムが必要なのでしょうか? メールを一通ずつ、あるいは少数だけ送るのであれば、メール配信システムは必要ありません。 しかし、一度にメールを大量に送信しようとすると、送信を担当するSMTPサーバーに大きな負荷がかかります。 メールの処理が追いつかない場合、まず考えられるのは配信の遅延です。最悪の場合、サーバーがダウンすることもあります。 また、メールの大量送信は、ISP事業者からスパム行為を行っていると誤認されるかもしれません。(ISP事業者とは、ネット接続のサービスを提供する事業者のこと。) あなたのサーバーがスパム判定を受けてしまうと、メールの到達は絶望的になるでしょう。 このようなメールの大量配信で起こる問題を解決するために、メール配信システムが必要なのです。 メール配信システムの種類と選び方 メール配信システムには、大きく分けて2種類があります。クラウド型とオンプレミス型です。それぞれの特徴とメリット・デメリットを、簡単に説明します。 クラウド型では、ベンダーと呼ばれる業者が、メールサーバーを管理します。 クラウド型のメリット・システムの導入が簡単・導入や運用のコストが安い クラウド型のデメリット・細かな設定ができない・顧客データ等の機密情報を外部に置くことになる オンプレミス型では、メール配信を行う自社内でメールサーバーを管理します。 オンプレミス型のメリット・用途に合わせて複雑な設定が可能・機密情報を外部へ出さずに済む オンプレミス型のデメリット・システムの導入や運用に、高い専門知識が必要・導入や運用のコストが高い まとめ:メールサーバーの役割を理解して最適なメール配信システムを選ぼう この記事では、メールサーバーとメール配信システムの基本について解説しました。 メールの大量配信には、メール配信システムが必要不可欠です。 メール配信システムを導入すると、以下の3つが可能になります。 メールの大量送信 メールの高速配信 高いメール到達率の実現 大量配信をしたいなら、メール到達率がトップクラスのメール配信システム「Mail Publisher(メールパブリッシャー)」をおすすめします。 「Mail Publisher(メールパブリッシャー)」は15年連続で、メール配信システムの市場シェアNo.1を獲得しています。 大量のデータ送信を通して得たノウハウを、配信システムの改良に反映させることで、高いメール到達率と高速配信だけではなく、システムの安定性も同時に実現しているのです。 「Mail Publisher(メールパブリッシャー)」の詳細は、下記のバナーをクリックし資料をダウンロードしてみてください。 RELATED 2024/07/26 「お世話になっております」は初めての相手にも使える?例文と言い換え表現 コラム・TIPS メールコミュニケーション 2024/07/26 【2024年】Gmailのメールが届かない!迷惑メールにもない時の原因と対策 コラム・TIPS メールマーケティング オペレーション 2024/07/26 【保存版】MA導入の完全ガイド - 失敗しない7つのステップとコツ コラム・TIPS マーケティングオートメーション 記事一覧 ブログトップ TAG メールマーケティング メールコミュニケーション クリエイティブ メール配信システム マーケティングオートメーション SMS メルマガ 戦略立案 オペレーション 効果検証 分析 開封 コンバージョン LTV アプリ開発・運用 セキュリティ SERVICE Mail Pulisher Smart Edition 業界最高水準のメール配信システム Mail Pulisher Transaction 遅延なく確実に届ける高水準メールリレーサービス Form Factory フォーム・アンケート作成/メールCRMシステム メール配信システム導入からコンサルティング、コンテンツ制作支援などメールマーケティング支援サービスも行います。お問い合わせ・資料請求はこちらまで お問い合わせフォーム