コンテクスチュアルメールマーケティングとは?ユーザーに合わせたコンテンツの出し分けにより成果を最大化
デジタルマーケティング技術の進歩により、メールマーケティングにも次々と技術革新の波が押し寄せています。 かつて主流だった一括大量配信のメルマガだけではなく、ユーザー個々に即したメールを届けることも容易になりました。
例えば、ユーザーの趣味嗜好に基づくおすすめ商品を提案するレコメンドメール、カートに商品を入れたまま離脱してしまうユーザーをフォローするカートリマインドメールなどもその一例です。
こうした市場背景を受け、私たちが積極的に提案しているのが「コンテクスチュアルメールマーケティング」です。 今回は、そのコンテクスチュアルメールマーケティングについてご説明します。
コンテクスチュアルメールマーケティングとは
スマートフォンなどモバイル端末の急速な普及に伴い、ユーザーがメールを見る状況やタイミングは目まぐるしく変化してきました。
こうしたユーザーの状況を考慮せず、単一のメールを送るだけでは、成果を最大化することは難しくなってきています。
そこで注目されているのがコンテクスチュアルメールマーケティングです。
コンテクスチュアルメールマーケティングとは、ユーザーの状況や環境(いつ、どこで、どのように)や心理状態に配慮して、それに相応しいメールコンテンツを提供しようというメールマーケティング手法です。
ユーザーの行動データ(検索履歴やWebでの行動履歴など)、リアルタイムデータ(メールを開いた場所や時間など)によってメールのコンテンツを変えて配信します。
コンテクスチュアルメールマーケティングで期待できる効果
「メールでコンバージョンを増やしたい」
「プロモーションに力を入れていきたい」
「すぐオプトアウト(配信停止)されてしまう」
「従来のメール配信では、求める成果が出ていない」
コンテクスチュアルメールが、このような課題を解決する一助となります。
コンテクスチュアルメールの配信により、ユーザーの利便性や体験価値を向上させ、企業のコンバージョンの最大化、競合と差別化したプロモーション効果やオプトアウト率の減少が見込めます。
コンテクスチュアルメールの実用例
どのような実例があるのか、今回はいくつか分かりやすいものをご紹介します。
メール開封地点の天気に応じて画像を変える
メールを開封する場所は、ユーザーによって異なります。
ある人は北海道かもしれないし、九州、四国、沖縄など、どこで開封するかは人それぞれです。
そして、開封した地点が違えば、当然天気も異なってくるでしょう。
この違いをうまく活用して、例えば雨の地域で開いた人には雨の日クーポンを自動で差し込んだり、雪の地域には雪かきグッズを紹介したりすれば、個々の状況に合わせたコンテンツが訴求できます。
その人の置かれた状況に応じて、施策をリアルタイムに最適化できるというわけです。
メールの開封時間によって画像を変える
開封するタイミングも人それぞれ違います。
例えば、11月1日の12時に配信したとしても、全員がそのタイミングで開封するわけではありません。
また、開封するタイミングによって、ユーザーの心理も異なってきます。
もし、セールやキャンペーンの時期によって画像を自動で変えることができたら、ユーザー心理に寄り添ったコンテンツが訴求できるでしょう。
あるいは新発売の商品があって、発売日まではモザイクをかけた画像、発売当日にモザイクを外して商品のビジュアルを公開するなど、さまざまな応用も可能です。
メール開封地点の最寄りの店舗を地図で表示
実店舗を所有している企業で、メルマガから店舗誘導を行いたいケースに便利なのがこちらです。
例えば、開封した地点から最も近い店舗を、メルマガ内で自動的に地図として表示させる、といったことが実現できます。
全国にチェーン展開している場合などは、特に有効でしょう。
大阪に住んでいる人に、東京の店舗を紹介してしまうということも起こりにくいです。
ユーザーのデバイスに合わせたコンテンツの提供
ユーザーのデバイスに合わせて、適したコンテンツを配信することもできます。
スマホで、資料などは見にくく、PC向けのコンテンツは横幅が合わずに読みにくくなってしまいます。
そんな時に、コンテクスチュアルメールならデバイスに合わせたコンテンツを提供できるので、ユーザーに不快な思いを抱かれることは少ないしょう。
このように、ユーザー個々の状況に合わせて、さまざまな仕掛けを行うことができる、それがコンテクスチュアルメールマーケティングです。
コンテクスチュアルメールの配信を行うために必要な情報
コンテクスチュアルメールを配信するには、「ユーザーの基本情報」「ユーザーの行動データ」「リアルタイムデータ」を組み合わせることで、時間や場所に縛られずに一人ひとりにコンテンツを提供することができます。
「ユーザーの基本情報」「ユーザーの行動データ」「リアルタイムデータ」でどんなデータが必要か、いくつか紹介します。
| ユーザーの基本情報 | ユーザーの行動データ | リアルタイムデータ |
|---|---|---|
| ・名前 ・性別 ・生年月日 ・嗜好 など |
・検索履歴 ・購買履歴 ・Webサイト閲覧履歴 など |
・日付、時間 ・場所 ・天気 など |
このような情報をもとに、コンテクスチュアルメールの配信方法を考えて配信します。
紹介したデータを取得することで、リアルタイムのA/Bテストを行い施策に展開することやリアルタイムな在庫・予約を最新情報としてユーザーに発信することも可能になります。
まとめ
コンテクスチュアルメールのメリットは、システマチックに自動で切り替えることができる点です。
しかし、効率的に実現するためにはプロの手を借りる方が施策効果の向上が期待できるでしょう。
エンバーポイントでは、コンテクスチュアルメールマーケティング以外にも、新しい技術や手法を取り入れながらメールマーケティングを手助けすることが可能です。
メールマーケティングで、お困りなことがある場合はお気軽にご相談ください。
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