BLOG amp for emailとは?Googleによる第3のメール配信手法 コラム・TIPS メールマーケティング クリエイティブ HOME ブログ コラム・TIPS amp for emailとは?Googleによる第3のメール配信手法 amp for emailとは?Googleによる第3のメール配信手法 UPDATE:2024/03/27 目次 コラム・TIPS メールマーケティング クリエイティブ この記事をシェアする 記事トップ Googleは、amp for emailというAMPメールを2019年春に発表しました。 amp for emailでは、今までの静的なメルマガコンテンツだけでなく、複数のスライド写真・アンケートフォーム・動画再生など幅広い動的なコンテンツの配信も行えます。 そんなamp for emailは、「既存のhtmlメールとテキストメールと比べてどのような違いがあるのか」「どのように制作すればいいのか」「デメリットはあるのか」など、amp for emailに関する情報をまとめて説明します。 amp for emailとは そもそもAMP(Accelerated Mobile Pages)とは、WEBページの表示速度を上げたユーザー体験向上を目的に作られたテクノロジーです。 しかし、AMPはWEBページの枠を超えて、今ではメールや広告だけでなく、InstagramのストーリーにもAMP storiesという新しい表現方法も誕生。 このAMP技術によって、メールではwebページのようにフォーム入力やタブ切り替えに加えて、アコーディオン表示などの多くの動的機能をメールで実装することが可能になりました。 amp for emailと今までのメールの違い テキスト情報のみを配信する「テキストメール」、静的なhtmlでの表示が可能な「htmlメール」が今までの配信手法。 テキストメールは、文字ベースのメールで開封やクリックなどは計測できないというデメリットがあり、従来のHTMLメールではWebサイトのような充実した動的コンテンツをユーザーに届けることに技術的な問題で制限がありました。 そこで現れたのが、AMPメールです。 出典:AMPを使ってメールの未来を構築する AMPメールでは、今まで技術的に難しかったメール内で問い合わせや、商品の購入が可能になり、WEBサイトへ誘導しなくてもメール内であらゆることが解決できるようになりました。 ただ、AMPメールも完璧ではなくメリットがある反面デメリットもあります。 amp for emailのメリット/デメリット デメリット メールの制作コストが上がる AMPメールは、まだまだ新しい技術のためAMPメールだけで今までの全てのメール環境を補うことは難しく、これまでのテキストメールとHTMLメールも合わせて配信する必要があります。 そのため、AMPメールも配信するとなると3つのメール作成にリソースとコストがこれまでより掛かるでしょう。 AMPメールを受信できる環境が少ない 配信システムだけでなく、ユーザーが受信できるメーラーも少ないのが現状です。 受信できるメーラーを使用していても、AMPメールを受信するためにはユーザー自信が設定を変更するなど受信者側の協力が必要なため検討する担当者も多いことでしょう。 現在、以下のメーラーでAMPメールの受信が可能となっています。 AMPメール受信可能メーラー Gmail Yahoo Mail Outlook Mail.Ru(ロシアで主に展開されているメーラー) GmailとOutlookでは、ユーザー側でAMPメールの受信設定だけでなく、AMPメールを受信したい送信者のアドレスを指定する必要もあり届くまでのハードルは高いでしょう。 デメリットは、今後解決していくはずなので、先ほど紹介した以下のメリットと合わせてAMPメールを利用するか検討してみてください。 メリット 今までの静的なメルマガでは伝わりにくい動的なコンテンツを表現できる WEBページへ遷移せずに、メルマガ内で簡潔できることが増えた AMPメールは、まだまだ利用している企業は少なく差別化を測れるチャンスのある手法。 ユーザーに毎日届くメールの中で、動的コンテンツのあるメールは印象に残りユーザー体験向上に繋がるはずです。 Webサイトへ誘導せずに動的に伝えたいことを伝えられるAMPメールは、受信者側にとっては利便性が上がり、送信者側はコンバージョンまでの離脱を防げるでしょう。 AMPメールの作成方法 AMPメールの作成は、Googleが提供するPlaygroundを使ってAMPメールを作ることが可能です。 Playground Playgroundでは、ブラウザ上でコードの記述とプレビューができるため失敗を減らせる可能性が高いです。 作成方法 1.Playgroundにアクセス 2.[AMP html]を[AMP for Email]に変更 3.[IMPORT]をクリック 4.[Drop EML File here or click to select]内にEMLファイルを選択 サポートされている機能や構文の詳細は、amp.devをご覧ください amp for emailは今後に期待したい配信手法 amp for emailは、登場したばかりで今後の利用率は未知数です。 しかし、今までのメールでは表現できなかったことが表現できユーザーに伝えられるので、メールマーケティングにとって大きな影響をあたえるでしょう。 AMP以外にも、Gmailではプロモーションタブで一覧画面上に画像や特定の文言(「●●%off」のような)などが表示できるようになり、今年幾つかの機能追加もされていくようです。 日々進化しているメールマーケティングで、AMPは要注目の配信手法であることは間違い無いでしょう。 RELATED 2024/12/11 商談とは?流れやビジネス上の意味、営業との違いを徹底解説 コラム・TIPS 戦略立案 2024/12/10 マーケティングの3C分析とは?フレームワークのやり方や目的、事例を紹介 コラム・TIPS 戦略立案 2024/12/09 マーケティングとは何か?簡単に定義とその目的をわかりやすく解説 コラム・TIPS 戦略立案 効果検証 記事一覧 ブログトップ TAG メールマーケティング メールコミュニケーション クリエイティブ メール配信システム マーケティングオートメーション SMS メルマガ 戦略立案 オペレーション 効果検証 分析 開封 コンバージョン LTV アプリ開発・運用 セキュリティ SERVICE Mail Pulisher Smart Edition 業界最高水準のメール配信システム Mail Pulisher Transaction 遅延なく確実に届ける高水準メールリレーサービス Form Factory フォーム・アンケート作成/メールCRMシステム メール配信システム導入からコンサルティング、コンテンツ制作支援などメールマーケティング支援サービスも行います。お問い合わせ・資料請求はこちらまで お問い合わせフォーム