BLOG SMSの利用料金に関する基本を理解しよう。各社の料金も紹介 コラム・TIPS SMS HOME ブログ コラム・TIPS SMSの利用料金に関する基本を理解しよう。各社の料金も紹介 SMSの利用料金に関する基本を理解しよう。各社の料金も紹介 UPDATE:2024/05/07 目次 コラム・TIPS SMS この記事をシェアする 記事トップ SMSの料金は「文字数」「キャリア」「送信先」によって大きく変わります。その複雑さから「分かりづらい」と感じる方も多いでしょう。 そこで本記事では、SMSの利用料金を「個人」と「法人」に分けて解説します。またSMSによる送信サービスの利用料金もみていきましょう。 SMSの利用料金について 相手先の携帯電話番号が分かればメッセージを送信できるSMSは、メッセージの受信側には料金がかかりません。一方、メッセージの送信側には利用料金が発生します。 さらに、利用料金は個人と法人によって異なります。ここでは、SMSの利用料金について「個人」と「法人」におけるそれぞれの料金相場をみていきましょう。 個人の料金相場 SMS送信を個人で行う料金相場についてみていきましょう。1通あたりの送信料金は以下のとおりです。 全角70文字 (半角160文字)まで:3円 全角134文字(半角306文字)まで:6円 SMSの料金は基本的に送信する文字数で決まります。しかし、同じキャリア同士でやりとりする場合やプランなどの条件次第では送信料金がかかりません。 法人の料金相場 SMSを法人が利用する場合は、各端末から送信する方法とSMS送信サービスを利用して送信する方法の2種類があります。各携帯電話から送信する場合は、個人の料金相場と同じです。 一方、SMS送信サービスを利用する場合の料金相場は「10~18円ほど」になり、個人に比べて割高になります。しかし、割高になる分、複数の顧客への一斉送信機能などのSMS送信サービスでしか利用できない機能を利用できます。 大手4社のSMS送信料金 SMS送信料金は携帯キャリアによって異なります。 ここでは、「docomo」「SoftBank」「au」「楽天モバイル」の携帯キャリア大手4社のSMS料金を紹介します。文字数が多いと1通あたり1,000円かかるキャリアもあるため、料金をしっかりと確認しておきましょう。 1.docomo docomoのSMS送信料金は以下のとおりです。 送信文字数 1回あたりの料金(税込) 1~70文字 3円 71~134文字 6円 135~201文字 9円 202~268文字 13円 269~335文字 16円 336~402文字 19円 403~469文字 23円 470~536文字 26円 537~603文字 29円 604~670文字 33円 FOMA料金プランの場合、無料通話の範囲内であればSMSの送信料金はかかりません。 2.SoftBank SoftBankのSMS送信料金は以下のとおりです。 2バイトで換算した場合 1回あたりの料金(税込) 1~70文字 3.3円 71~134文字 6.6円 135~201文字 9.9円 202~268文字 13.2円 269~335文字 16.5円 336~402文字 19.8円 403~469文字 23.1円 470~536文字 26.4円 537~603文字 29.7円 604~670文字 33円 3.au auのSMS送信料金は以下のとおりです。 文字数(全角換算) 国内 1~70文字 3円 71~134文字 6円 135~201文字 9円 202~268文字 12円 269~335文字 15円 336~402文字 18円 403~469文字 21円 470~536文字 24円 537~603文字 27円 604~670文字 30円 auユーザー同士でやりとりする場合、料金プラン次第では無料利用が可能です。 4.楽天モバイル 楽天モバイルのSMS送信料金は以下のとおりです。 文字数(全角換算) 国内 1~70文字 3円 71~134文字 6円 135~201文字 9円 202~268文字 12円 269~335文字 15円 336~402文字 18円 403~469文字 21円 470~536文字 24円 537~603文字 27円 604~670文字 30円 楽天モバイルの場合、コミュニケーションアプリ「Rakuten Link」を利用していれば、SMS送信料金はかかりません。 格安SIM3社のSMS送信料金 代表的な格安SIMとして「LINEMO」「UQmobile」「ahamo」の3社が挙げられます。格安SIMと大手携帯キャリアのSMS送信料金に大きな違いはありません。 しかし「ahamo」はプランによって送信料金が変わるため、SMSをよく利用するという方は注意が必要です。ここでは、格安SIM3社のSMS送信料金について詳しく解説します。 LINEMO LINEMOのSMS送信料金は以下のとおりです。 文字数(全角換算) 国内 1~70文字 3円 71~134文字 6円 135~201文字 9円 202~268文字 12円 269~335文字 15円 336~402文字 18円 403~469文字 21円 470~536文字 24円 537~603文字 27円 604~670文字 30円 2.UQmobile UQmobileのSMS送信料金は以下のとおりです。 文字数(全角換算) 国内 1~70文字 3円 71~134文字 6円 135~201文字 9円 202~268文字 12円 269~335文字 15円 336~402文字 18円 403~469文字 21円 470~536文字 24円 537~603文字 27円 604~670文字 30円 3.ahamo NTTドコモが提供する携帯電話の新料金プランである「ahamo」は、ドコモの既存プランと同じSMS送信料金がかかります。 文字数(全角換算) 国内 1~70文字 3円 71~134文字 6円 135~201文字 9円 202~268文字 12円 269~335文字 15円 336~402文字 18円 403~469文字 21円 470~536文字 24円 537~603文字 27円 604~670文字 30円 SMSの料金を抑える3つの方法 SMSの料金を抑える主な方法は次の3つです。 70文字以内に収める Eメールと使い分ける 無料プランを検討する SMSの料金はメッセージ1通あたりの文字数で変わります。よって、送信する文字数を少なくしたり、長文になる場合はEメールを利用したりすれば、料金を抑えられることが可能です。ここでは、SMSの料金を抑える方法に関する詳しい内容を紹介します。 1.70文字以内に収める SMSの料金を抑える代表的な方法は、文字数を70文字以内に収めることです。前述のとおり、SMSの料金は送信される文字数によって変動します。 つまり、メッセージ1通あたりの文字数を抑えることで、送信料金も抑えられるのです。文字数を70文字以内に抑えることで、最安値である1通3円でメッセージを送信できます。 2.Eメールと使い分ける 必要に応じて、SMSとEメールを使い分けることも、SMSの料金を抑える方法の1つです。「~@softbank.ne.jp」などのキャリアメールや「~@gmail.com」などのフリーメールを利用すれば、長文やファイルを送信できます。 さらに、パケット定額やWi-Fi環境での送信であれば、送信料金を気にする心配もありません。SMSの料金が気になる方や日頃から長文でのやりとりが多いという方は、Eメールとの使い分けをおすすめします。 3.無料プランを検討する 無料プランの検討・切り替えもおすすめです。無料通話の料金内であればSMS送信料金が無料になるプランや同じキャリア間でやりとりする場合はSMS送信料金が無料となるプランがあります。 そのため、日常的にSMSを利用している方であれば、SMSの送信料金が無料になるプランを検討してもよいでしょう。 法人向けSMSによる送信サービスの利用料金 SMS送信サービスとは、顧客にSMSを送信する法人向けサービスです。本人確認や通知・督促などを行う際に利用されます。そのSMS送信サービスには「非直収」「国内直収」の2種類があります。 種類ごとにSMS送信に利用される回線が異なり、費用相場が変わります。ただし、料金の安さだけで選ぶのはおすすめしません。 ここでは、SMSによる送信サービスの利用相場を「非直収」「国内直収」の2つに分けて紹介します。 「非直収」の料金相場 「非直収」とは、国内の携帯キャリア回線を利用せずに国際回線を利用してSMSを送信するサービスを指します。この非直収の料金相場は、メッセージ1通あたり「8円程度」です。 非直収は送信料金が安く、月々のコストを抑えることができます。ただし、スパムメッセージと勘違いされるケースも少なくありません。その結果として、受信拒否によってブロックされ、到達率が低下する場合もあります。 「国内直収」の料金相場 「国内直収」とは、国内の携帯キャリア回線を利用してSMSを送信するサービスを指します。国内直収の料金相場は、1通あたり「10円~18円程度」と非直収と比べて高いです。 ただし、国内回線を利用していることからブロックされる可能性が低く、メッセージを確実にユーザーへ届けられます。重要な連絡や本人認証にSMSを活用する場合は、国内直収を利用してのSMS送信サービスがおすすめです。 月額料金や初期費用がかかるケースも SMS送信サービスを提供する会社によっては、初期費用がかかるケースもあります。既存システムとの連携や長文送信や短縮URLなどを利用するには、別途費用が必要です。 また、1通送信するごとに費用が発生する従量課金ではなくて、月額まとめて送信費用がかかる場合もあるのであわせて確認しておきましょう。 SMS送信サービスを導入する場合は、導入目的と月の予算を明確にしたうえで、自社に合ったものを選ぶことをおすすめします。 SMSの費用対効果を考慮しよう ビジネスでSMSを利用する場合、SMS送信サービスを導入するかどうか悩む方も多いでしょう。SMSの送信料金は利用するSMS送信サービスや携帯キャリアやSMS送信サービス、文字数などで大きく変動します。 料金を抑えることも重要ですが、コストを考慮するあまりに自社の目的を果たしていなければ意味がありません。料金だけでなくSMSの費用対効果も鑑みたうえで、導入を検討してみてください。 ※掲載されている価格は公開時のものです。 RELATED 2024/08/27 Gmailで一斉送信する方法を徹底解説!グループ作成やCc・Bccの使い分けも紹介 コラム・TIPS メール配信システム 2024/08/22 SFAとは?意味や営業活動を変革する最強ツールを徹底解説 コラム・TIPS マーケティングオートメーション 2024/08/22 クロスSWOT分析とは?やり方や事例、フレームワークの活用方法を徹底解説 コラム・TIPS 分析 記事一覧 ブログトップ TAG メールマーケティング メールコミュニケーション クリエイティブ メール配信システム マーケティングオートメーション SMS メルマガ 戦略立案 オペレーション 効果検証 分析 開封 コンバージョン LTV アプリ開発・運用 セキュリティ SERVICE Mail Pulisher Smart Edition 業界最高水準のメール配信システム Mail Pulisher Transaction 遅延なく確実に届ける高水準メールリレーサービス 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